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光神信使

あの三人が激しい夜をしたから、そのまま三人纏めて一緒に寝た。


どうやら最後カミトは手加減したようだから、織姫の初夜は無事で済められた。


アリスは僕と一緒に廊下で僕のために用意してくれた臨時部屋に寝た。表はガーディアンスのAI人形だけど、中身は女神の分霊だから、寝ることはするのも奇しくない。そしてこの臨時部屋、綾崎家のに及ばないけど、一晩のことだから、文句を言わない。


うん?


ふっと部屋の中から誰かの足音を聞こえた。とても柔らかいけど、犬の僕を騙せられるわけがない!まさか泥棒!?しかも部屋の中から!?寝ているとは言え、最高級戦闘兵(ランクレッド)のカミトはそこにいるぞ!


僕が驚き目覚めたのせいで、アリスも目を開けた。


「やっぱり君にバレたか」


足音の主が部屋から出て来た。僕は警備態勢を取ったけど、なんだ、カミトじゃないか。しかしよくカミトがあの三人纏めた状況で他の二人を目覚めさせないながら脱出出来たとはな。


「俺は最高級戦闘兵(ランクレッド)だぞ、なめじゃねえぞ」


待って、それとこれ、関係があるのかよ!?


「万が一のため、カミトたちは脱出訓練も受けた。そしてあの纏めた状況はカミトにとっては無難だろ」


女神様、解説ありがとう。


しかしそのせいで僕は目覚めてしまって、眠れなくなった。


「ではちょっと早いんだけど、これから俺は朝食を用意しよう」


え?カミトは厨房に!?


「アリス、レシピは頼んだぞ。まずはえりなの好物から」


「了解」


アリスはカミトの肩に登って、そしてカミトが言ったレシピを映した。


簡単なレシピだから、あまり声を出さないうちに完成できた。


「織姫の好物…ひとまず今はえりなと同じにしよう、今度はちゃんと聞くから」


織姫の好物…アースに来たからそれも変わった可能性があるかもでは?


僕の疑問を無視して、カミトは料理を続いた。そして全員三人と僕の分まで完成して、椅子に座ってココアを飲んだ時。


「カミト!」


えりなは凄い勢いでここに来た。そして顔はとても心配しそうな顔でした。


「カミトさん!」


織姫も次に急いでやって来た。えりなと同じカミトがここにいるを見て、ほっとした。


「お二人、おはよう」


「おはよう…じゃなくて!目覚めたらあなたが居なくなって…心臓に悪かったよ!」


「私もカミトさんがどこかへ行ってしまったと思って…」


どうやらこの驚きは凄すぎて、カミトが謝っても済めなかったようだ。


「とりあえず朝食はできていたから、一緒にどうだい?」


口ではなく、えりなと織姫は座ることで答えを示した。


「まさかカミトさんの手料理を食べられるなんて…カミトさん、凄いです!」


「簡単なものだけ。それに織姫と比べられるほどはずがない」


「いいえ、カミトさんの気持ちはちゃんと伝えてくれたから」


「あのさ、私を差し置いて勝手にイチャイチャするのをやめてくれる?」


「ごめんなさい、えりなお姉様、私はそのつもりは…」


「これはえりなの好物だから俺が作ったぞ」


「それはそうだけど。そう言えば、織姫ちゃん、一人の時の朝食はなに?」


「いいえ。レカーライヴズには朝食の習慣がないから、普段私は食べてませんよ」


「そうか。しかしアースには朝食は一般的な習慣だから、頑張って慣れてくれ」


「はい!では明日からは私に任せてください」


織姫は強くカミトに答えた、そして多分彼女の腕は期待できるだろ。


「どころで織姫ちゃん、昨晩は大丈夫だった?」


「はい、カミトさんが優しくしてくれたから。えりなお姉様の時は…なんてもありません」


織姫が話をやめた原因は、カミトから伝われた強烈なそれを聞くなのプレジャーだ。


「私の時はおそらくカミトが思い出したくない事だろ」


え?どう言う事?


「えりな!」


プレジャーだけでえりなを阻止できなかったから、カミトは声をかけた。それほど思い出したくないのか?


「えりなお姉様、それはどういうことですか?」


「カミトは知らないかもしれないけど、犯された私には、それは自分の気持ちを確かめられたきっかけであった」


待って、犯されただと!?


「あの時のカミトは戦友を殺した事に自責していた、そしてその戦友の彼女からの怨み且つ重すぎるプレジャーで、脳出血してしまって半身不随になってしまった」


あ、あの時か!


織姫は初めてその事を聞くのようだから、驚いた。


「えりなお姉様、半身不随とは一体…?」


「脳が損傷してしまって、半分の体が動けない事よ」


アリスはえりなやカミトの先に説明した。それを聞いた織姫は信じられない顔をしている。


「ええええ!?」


一般的には、そんな程度の脳損傷から回復するなんてほぼ不可能と言えるけど、カミトは貫雷魔剣(グラム)のお陰で完治できた。北上さんも言った、これは奇跡しか言えない事だった。


「そんな状態のカミトは、私からの慰める言葉に怒って暴走してしまい、私を犯させられた」


「えりな!」


どうやらカミトは本当にこの過去を言いたくないようだ。そりゃそうだろ、犯したなんて、しかも相手は己の世話を取る人、どう見ても筋に合わないだろ。


「私もその話に興味があるのよ、兄さん」


突然この家にやって来たのは、カミトの妹、レイコ。


そう言えば、カミトは神人だとしたら、レイコは…?


霊子(れいこ)よ、これも何かを呼び覚ましてしまう気がするから、カミトと同じ漢字を使わないようになったよ」


こっそり説明ありがとう、女神様。そしてまさかこれもカミトと同じ神から…?


「そうよ、だから改名はしない」


了解しました。


「お帰り、レイコ」


「お帰り、レイコ」


「お帰りなさい、レイコさん」


うん、レイコに敬語を使ったのは織姫だけ。


「兄さん、私の朝食も頼んでいい?急いで帰ってくるから、まだなにも食べてないよ」


「わかった」


「カミトさん、ここは私に任せてください」


「ダメ、あなたとえりな姉さんは兄さんに作ってもらったじゃない?だから私も」


「はいはい」


織姫はレイコに断られたから、カミトはもう一度厨房に入った。


「えりな姉さん、織姫、昨日兄さんが何か言ったの?」


カミトがいないうちに、やっぱりレイコもその件について質問した。


極光神剣(フラガラッハ)の事なら、私とカミトは全て説明したよ」


「ア、アリス!?」


「もう一度自己紹介させてね。私は創世の女神の一人、聖魔の女神=ナイダルカイシューレ、その分霊であるよ」


「えええええ!?」


初耳としたレイコはやっぱり驚いた。昨日と違うのは、アリスは敬語を使ってない事。


「まあ、それでもこいつはアリスである事は変わらない、安心してな」


帰ってきたカミトはレイコの前に、えりなと織姫と同じ朝食を置いた。


「では兄さん、あの黒い月の戦いには一体何かあったの?そろそろ私に教えてくれてもいいと思わない?」


レイコは食べながらカミトに質問した。


しかしどうやらカミトは口から説明することを面倒くさいから放棄した、ザッドの時と同じように、アリスを通って映像記録で答えた。


既に知っているとは言え、映像は昨日の説明より詳しいから、えりなや織姫もレイコと一緒驚いた。


「兄さん…」


映像が終わった後、レイコは真っ先にカミトを抱きしめた。そして少し涙を見えている。


「心配させてすまん」


カミトは自分の肩に頭を乗るレイコを撫でて謝った。


「カミトさんとレイコさんの仲はいいですね」


「私の知る限りでは一番なのよ」


えりなの織姫への答えはカミトとレイコの仲を証明した。


「では、そろそろ奴らは来るはずだ」


カミトの話に、えりなが頷いた。


誰かの事を思った同時に、アリスに連絡が入った。


『カミト、えりな、私だけど』


「凛、あなただけではないはずと思うけど」


『正解だ。俺もいる』


『そして私も』


『ついてにこの私もお邪魔になるのだ』


剣成、奈美、そして北上さんの声。


この家の主であるカミトとえりなも含めて、セラフィーブリンガースの幹部全員揃ったじゃないか?


「マーヴェレヴェス様はなんと?」


みんながリビングルームのソファに座った後、カミトから話を始めた。


「マーヴェレヴェス様からほぼ説明してくれたけど、当事者であるあなたにも確認したいから、みんな一緒にやって来た」


「まあ、当然な事だ」


カミトとえりななら、きっとこの状況を予想しただろ。


「はい、お茶どうぞ」


織姫はみんなの前にお茶を置いて、えりなの隣に立った。


「織姫ちゃん、あなたも座って」


えりなは織姫に自分の隣の席を指したけど、織姫はちょっと難しそうな顔をしている。


「でもこれからの話は私に聞かせても良いのでしょうか」


「マーヴェレヴェス様から聞いた、あなたもその光に救った人だから、座っても大丈夫よ」


凛がOKの指示を出したから、誰も反対しない。


「ではお言葉に甘えて、私にも聞かせてください」


織姫は綺麗なお礼をした後、えりなの隣に座った。


織姫が座った事を見て、レイコも座った。僕はレイコの上司である北上さんを見て、彼が僕の目線を気づいた後、これは仕方ないと示してくれた。


「ひとまず確認したいけど、その極光神剣(フラガラッハ)の使用制限は?」


凛はお茶を一口飲んだ後、話を始めた。


「守るために、そしてマーヴェレヴェス様の承認が必要だ」


「それはあの時がマーヴェレヴェス様に連絡したわけか」


「そう言う事です」


また女神様が勝手にテーブルの上に立って答えた。


「女神様、そう呼ぶのは良いでしょうか」


え?凛が覚えているのか?凛は全く驚くこともない、アリスに敬礼した。


「私の事はご存知でも?」


アリスは少し頭を揺らして質問した。


「女神様に敬語を使われてなんて、恐縮です。はい、この前にマーヴェレヴェス様から教えていただきましたので」


凛だけアリスを答えているけど、他の四人も驚かないから見ると、多分凛と同じ既に知っているだろ。


「まあ、あなたたちはセラフィーブリンガースの幹部だから、私は元々から教えるつもりですし。それにマーヴェレヴェスに黙ってって言ってなかったから、必要とあれば、彼から教えるのも自然なこと」


「さっきの話を続きましょう。極光神剣の力は絶大だとわかりましたけど、そのような強大な力を私たち普通の人間に使わせる事は大丈夫ですか?」


女神との挨拶が終わった後、剣成は元の話を続いた。


「普通の人間?このアースただ二人いるの攻性存在であるあなたから言うなんて、少し面白くと思うになったよ」


何?剣成は攻性存在だったのか?そしてもう一人は、おそらくカミトかな。


「俺が?…その攻性存在とは?」


「熾紅の瞳と超限反応能力は一人が同時に持つなんて、本来ありえない事ですが、ほんの少しだけど、その低すぎる確率を実現したのはあなた、攻性存在の時雨剣成である」


なんて女神様はこんな時にそんな情報を…


凛を始めとして、みんなが混乱しているようになっている。


あ、一人が違った。


それはカミトであっだ。


「そうか、女神様、それは俺の攻撃性の故ですか」


さすが剣成、そのまま答えを見つけた。


「通性、攻性、超攻性、神性、超神性、源性。これを言うだけで、もう分かるでしょう」


「それは、生命を分類する事ですね。そしておそらくその間の差は突破し難いだろ。これも生身の剣成の無敵さを説明できるようになります」


凛とえりなはお互い軽く頷いた後、凛からアリスに確認した。


「その通りです。やっぱりそれだけで情報を伝えられるよね」


「ではもう一人の攻性存在の事、伺ってもよろしいでしょうか」


「コードネムはバーサーカーでしたのあの人よ」


ええええええ?シン!?


「それは彼がバーサーカーである故ですか」


待ってよ、ただ二人の攻性存在は剣成とシンであれば、カミトは!?極光神剣を使えるカミトは通性存在のままでありえないだろ。


「今の俺はアリスの本体と同じ源性存在だけど」


みんなの目線を耐えられなかっただろう、カミトは自ら答えた。


「そう言う事か」


「ではちょっと早いんだが、俺はセラフィーブリンガースから独立して新しい部隊を成立しようとする」


「どう言う事?」


凛の表情は原因だけでなく、カミトの動機も含めて聞きたいようだ。


「世界の最終防衛線になる為に、これは必要だ。それに俺は正式に昔が行った裏任務も引き受けつもりだ」


「それは結構だが、あなたが独立したら、こちらの戦力は真空になるだろ。通信兵科長のえりなを始めとして、狙撃兵科の桜とロックオン、支援兵科のレイコ、そしてえりなが行ったら多分一緒に行くと言い出す斎香、これはうちの主要戦力ばっかりだぞ」


「だから俺はロックオンを、えりなは斎香を育てたように、あの子たちが自分の後継者を育てた前、移籍を許可するつもりはない」


「その審査は私たちにやられるよね」


「もちろん、その辺りは好きにしろ」


「凛、私は」


「わかっている、だからあなたを阻止するつもりはない。それにカミトが言った理由は納得できている」


凛がえりなに答えた同時に、他の兵科長も頷いた。


「北上さん…」


「レイコ、さっきの話通り、あなたも誰かを育ちなさいと言いたいところだが、この私からまだたくさんの事をあなたに教えてない」


「はい!だから兄さん、少し待っててね」


カミトはやっぱりの顔で頷いた。この兄妹の仲は本当にいいな。


「カミト、お前に代われる戦力はないと思うけど、今これは正解だとわかっている」


「剣成、気を付けろうよ。まあ、今のお前を心配すると損になるだけだ」


「私はその極光神剣を解析したいけど。そう言えば、もし桜ちゃんがそっちへ行ったら、多分グレイトもだろ」


そう言えば、グレイトは相当桜の事を尊敬しているよね。


「とりあえず、まずは俺とえりなからだ。今までお世話になりました」


「はいはい、こちらこそだね」


「新しい部隊の名はもう決めた?」


え?凛よ、今それを聞くのは早すぎない?


「ずっと考えているけど、一つしか浮かんでない」


光神信使(ルーズブリューナク)


「確かにそのブリューナクはフラガラッハと同じそのルーというケルト神話の光神の得物…?」


北上さんはカミトが言った名前に反応した。


「まあ、詳しい部隊の運用方式はこれから考えるけど、そう言うネムイングのつもりで」


「わかった」


凛たちを見送った後、えりなは少し不満な顔をしている。


「相談もしなかったこと悪かったよ、えりな」


だからカミトは謝っている。


「えりな姉さんなら、それを予想しているはずでは?」


レイコは調停するから、えりなはやっと嘆いてから顔がいつもの表情に帰った。


「確かにそれを予想したけど、一言もなくはいつもの事だから、今更それを怒る気はない。私は不満なのは、あなたはまたそうやって責任を自分一人ばっかりに」


「今の兄さんには仕方ないと思うけど」


「だから私は説教してないよ」


それもそうだね。


えりなの話を聞いたカミトはようやくホッとした。


そしてそろそろ昼になったから、織姫は静かに昼食の準備に入った。


「えりな」


「わかっているよ」


お互い頷いたカミトとえりなであった。







大和凛=セラフィーブリンガース総隊長


時雨剣成=セラフィーブリンガース戦闘兵科長


大井奈美=セラフィーブリンガース技工兵科長


北上修一=セラフィーブリンガース支援兵科長


長門えりな=セラフィーブリンガース通信兵科長


赤城カミト=セラフィーブリンガース狙撃兵科長

お待たせしました。

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