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トラブル

「その情報は一体…!」


クロエは驚いている。


「はい、シンの兄貴が離れる前に言われました、これからはクロエ姉貴に従ってって」


「本当にあの子が狙われているの?」


「はい。俺から言うのは少し変ですが、エミリー嬢ちゃんを狙っている人は少なくないですよ。可愛いし、歌は上手いし」


「わかりました、新しい情報があればいつでも通報してお願い」


「はい、では俺はこれで」


ヤクザっぽいの男が離れた。


「どうしよう…先ずはお嬢様に聞いてみよう。よりにもよって長嶋さんは当主様と一緒に出張する時に」


===================


ワン ワンワン ワンワンワンワン


ヴィクは歌っているっぽい。


「なにをやってる、お前ら」


シンは休憩室に入ったら、テレビを見ているカミトと歌っているヴィクを見た。


「どうやらこいつはこの曲が好きのようだ」


「曲?ああ、エミリーか」


「若いけど、その実力は本物だな」


「確かに」


シンがカミトに答えたから、すぐ何かの連絡があったようだ。


「え?どうした、バカ犬」


バカ犬を聞いたから、ヴィクは少し反応したが、すぐそれは彼を呼ぶではない事を知った。


「なに!本当か!?わかった」


おそらくデゥカラガンがゲッカビジンを通ってシンと連絡しただろ。そして多分いい事ではないようだ。


「カミト、頼みたい事がある」


「はん?」


カミトは関わりたくないような顔を出した。


「頼む、この子は今邪悪な金持ちに狙われている。お前の力が必要だ!」


シンがこの子を言う時、指はテレビ中のエミリーを指している。


「お前とエミリーは知り合いのかよ?」


ワーッ!


どうやらカミトだけではない、ヴィクも知りたいそうだ。


「......彼女の本名は長嶋エミリ、俺の上司である長嶋さんの一人娘だ。長嶋さんの功績によって、当主様は芸能人になりたいエミリの為に綾崎家で芸能事務所を成立した」


少し沈黙してから、シンは語った。


「へい〜」


しかしカミトの反応は依然関われたくないっぽい。


「頼む!」


「広一に頼めば?百メートルなら彼も優秀な射手だ。お前はそれほど自分の戦友を信じられないのか?」


「広一に…頼まれない。これは私事だから」


「私事…そのエミリーはお前とはどんな関係か?」


「長嶋さんの娘だから、綾崎家でよく会っていた、そして彼女は俺をお兄さんと呼んでいる」


「つまりお前はハーレム作りのかよ?」


「違う!エミリは、大切な妹だ!」


シンが妹を言った時、カミトの雰囲気は変わった。


「情報源は?」


真剣な表情に変わったカミトは確認の言葉を出した。


「綾崎家とトワイライトレイヴンでのツテは今でも動いている。クロエは情報を受けたから、和歌奈お嬢様に報告して、デゥカラガンは俺に連絡した」


「そうか。では綾崎家の行動は?」


「当主様の命令で全面調査に入った」


「つまり救援を派遣できる余裕がない。だからお前に託して、最後は俺に声を掛けられた事?」


「はい、その通りです」


「…お前の妹なら、それは俺の妹と同義。レイコだったら、おそらく俺もお前に頼むだろ。だってお前は俺、俺はお前だからだ。とりあえず、お前の戦術計画をくれ」


「感謝する」


シンはカミトに自分の考えと情報を伝えた。


「アリス、今全ての情報と戦術資料を全て凛へ」


「はい!」


「おいおい!」


「騒ぐな、いくら俺は独立行動できるランクレッドとは言え、総隊長を尊重すべきだ。…なんだその目は?」


カミトは言った後、ヴィクからカミトを見る目は疑っているようだ。


『カミト、私はえりなが調べた情報であなたたちの戦術を少し修正した、注意して。そして雷光剣(ライトニングソード)の使用は許可した』


凛はあっという間に返事してくれた。しかも戦術の修正まで、シンは凛の実力を知っていたけど、依然驚いた。


「わかった。感謝する」


『今度は私に相談してくださいね』


凛の連絡の後は、えりなの呟きだ。それを聞いたカミトはすぐ謝った。


「確かにお前も雷光剣(ライトニングソード)の使用権を持つよな」


連絡終了した後、カミトはシンに確認した、そしてシンは頷いた。


「まさか雷光剣(ライトニングソード)の使用をあっさり許可されるとはさすがに思わなかった」


「凛が言ったはずだ、救いたいと守りたいは同義、そして俺たちの格言は」


「守りたい思いは奇跡を起こす」


シンもすぐその格言を言えるようになっていた。


「だろ。奈美、悪いが俺とシンの雷光剣(ライトニングソード)、そして緊急発進装備を用意してくれ、凛の許可は既にもらった」


『凛からの連絡があったから既に準備に入っているわ。あと時間の余裕がある?シンに機体操作の説明をしたいけど』


「了解!シン、行こう」


「ああ!」


テレビ中はまたエミリーの歌を放送しているが、カミトはテレビをオフにした。


ヴィクも事情の厳重さを理解したようで、静かに二人を見送った。








ヴィク:シンが拾いだポメラニアン、今はシンと一緒にガーディアンスの基地にいる。


シン:元日本特殊戦闘員、今はガーディアンスに移籍した。


赤城カミト:ガーディアンス第一時間反応部隊セラフィーブリンガースの狙撃兵科長、シンとは双子の兄弟のような関係。


クロエ:シンの妻である元ザッド人、今は綾崎家で和歌奈お嬢様の手伝いをしている。

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