祝うと暗闇の前
「我がガーディアンスの正義典章に従って、ここであなたたちは夫婦になる事を証明します、今後も世界のために一層精進せよ」
シンの告白から一週間後の今、大聖殿の真ん中にある聖堂で、マーヴェレヴェス様はカミト、剣成、シン三人の結婚を見証してくれた。
元々こんな儀式が普通の牧師が行うはずだが、三人が英雄扱いだから、マーヴェレヴェス様は特例で自ら見証するになった。
でも超神自ら結婚の見証を取るなんて、かなり高規格の待遇だな。
実はこの三人だけではなく、他にも何人かがこのザッドで伴侶を見つけたけど、そちらは聖女たち自ら見証してあけた。理由は共にあの大戦で生き抜いたから、これぐらいはささやかな感謝の気持ちという。
「凛よ、これからはあなたの管轄になるから、任せたぞ」
「はい」
え?どう言う事?
「残念だが、シン、今のあなたは『真世界』を触れただけではなく、異世界の人を妻として迎えたまでから、アースに帰った後、あなたにガーディアンスへ移籍してもらいたい」
「そうなったらお嬢様はどうする?」
「あなたにとって和歌奈様は第一優先の事はよく知っているから、そこは善処するので、ご安心を」
「デゥカラガンがいるから、正直心配する必要がない。そしてクロエの事もあるから、移籍のも当然な事だとわかるが、それはお嬢様の同意をもらった後の話にしたい」
「わかったわ」
シンの件が終わったから、凛はカミトと剣成を呼んだ。
「一応、織姫とシルベリアにも何かの仕事をさせたいが、君たちはどう思う?」
「俺は異議なし、おそらくシルベリアも同じ考えだろ、そもそもその強大のヴァルキュリアの力はどう使うべきかはちゃんと考えないとな」
「それもそうだな。カミト、君は?」
「本人の望みであればの事だ。シルベリアと違う、織姫は弱い女の子だから、もし本人が嫌だったら、それはなしだ、俺の給料で養う事はできるはずだ」
「まあ、問題があれば、二人に頼む」
「当然だ。俺たち三人はオリジナルエンジェルだからな」
突然、剣成は訳わからない言葉を言い出した。それを聞いたシンはこっそりえりなに聞いた。
「最初、セラフィーブリンガースは剣成とカミトが聖剣と魔剣を受領したから、来たるべきの大戦を備えるために、マーヴェレヴェス様のが主導して成立できた部隊。あの場で提議された隊長人選は凛で、私や奈美はその後で招いて入隊した事だ」
「そう言う事か…」
シンの隣にいるクロエは頷いた。
「だがその変な言葉は剣成だけ使っているから、厨二病だと思っていいよ」
奈美さんは会話に参加した。
「うちの旦那はすみませんね」
あ、シルベリアだ。
「そう言えば、あなたと剣成の事、シェルフィーさんは?」
「お姉様は祝言をくれたのよ」
「勝手な推測だけと、まさかレカーライヴズの考えと同じ?」
えりなの問題について、シルベリアは少し考えをした。そのレカーライヴズの考えというのはおそらく織姫を通してセラフィーブリンガースと関係を築くってことだ。
「そんな意図はないと言ったら嘘になるんですが、剣成さんは私自身が好きになる男であること、剣心さんは証明できるはずです。それに、正直、今この時点でセラフィーブリンガースのみんなと関係を築いても、あまり利益がないだと思いますよ」
え?それはどう言う?
「戦争が終わった今、セラフィーブリンガースはもうすぐアースに帰る。このザッドから離れたから、影響力はゼロになりますよ。その上で、姫である織姫様と重要な戦力であるヴァルキュリアの私があなたたちと一緒にいる事を許可しでも国の実力を減るだけであります」
疑問を持つのは僕だけではないようだから、シルベリアは説明してくれた。
「それはそうだな」
凛がシルベリアの話に答えた。
ならばなぜ凛が織姫をカミトに?
多分僕たちの視線を耐えられなかったから、凛はゆっくり説明した。
「異種はそう簡単に消滅できる敵ではない。いつか、私たちはまたこの世界に来るかもしれない、その時の先行準備だ」
「つまりもしまたこの世界に来たら、カミトたちの関係ですぐここの情報をもらえる事だ」
えりなは凛の説明を続いたが、それはいつかの事にはわからないから、少し現実感がない。
「だが一番大切なのは、これも自由恋愛の結果だから、私は自然にその結果を待つだけ。えりな、あなたに感謝すべきわ」
「結衣の事、凛もよく知っているじゃない?だから織姫から同じ暗闇を見えたあなたはきっとそうする、そして私も」
「それはそうね。でも本当に大丈夫?他人と一緒に愛する旦那をシェアするなんて」
「結衣の悲劇を避けられたら、私は気にしない。それに…カミトはちょっと体力が凄すぎで、ちょうど持たないところだ」
ちょっとこの局面を作ったのはあなたじゃないって凛にツッコミしたいが、えりなのその緋紅の頬は何の事を説明した。
「シルベリアはヴァルキュリアだから、問題がないと思うだが」
いきなりR18の話になるから、聞くだけでクロエも少し恥ずかしくようになった、そして話に回されたシルベリアも。
「剣成さんはその、全力出さなければ耐えますが、全力の時はちょっと…」
「新婚ばっかりだから、二人目の話は早すぎるかな」
凛はえりなの解決法を提議したが、さすがにシルベリアさんには早すぎるから、冗談としてスルーされた。
「本題に戻ろ、えりな、クロエはあなたの下で、あの美咲の役目を続きたいなら、うちのサポート役のやり方を勉強しないとね」
「わかった」
えりなは頷いた。
「では私は?」
シルベリアは興味満々の表情で凛に聞いた。
「あなたの戦闘能力から考えると、戦闘兵科は最適だが、そこの兵科長は剣成だから、しばらく私の下での事にしたい」
「了解した」
そう言えば、今シンはどこ?
あ、あちらで剣成とカミトと一緒に飲んでいるようだ。まあ、新婚同士だからな。
え?シンは手で僕を招いている?何の事?
「ワーッ」
「あのな、剣成だけを残して大丈夫か?」
「あいつはこのザッドに来たから滅多に飲む機会がなかった、ほっとけな」
カミトはシンを会場から連れ出して、ちょっと距離がある密室に来た、そこで待っている人はエドであった。
「おい、カミト、どう言う事?」
「これからお前に説明する事は他人に言うは厳禁だ」
答えたのはカミトじゃない、エドだ。
全く理解できない。
密室に入ったから気付いた、そこで待っているのはエドだけじゃない、マーヴェレヴェス様とアルヴィス様、そして他に見た事がない三人がいる。
でも匂いとプレジャーから感じられる、おそらくあの三人はアルヴィス様と同様な存在。
「まずは君たちに紹介しよう。星の巡行者=アルヴィス、君たちはすでに見知りだな。隣りの女性は星の見証者=メーリアで、中年の人類男性は星の仲裁者=シャルクで、最後のエルフの老人は私と同様星の制裁者=ギルガレッシュだ」
「老人はなんだよ!」
マーヴェレヴェス様は荘厳な口調で僕たちの前にいる凄い存在を紹介されたが、ギルガレッシュ様はマーヴェレヴェス様にツッコミした。
「これは…どう言う状況ですか?」
シンは恐れながら、確認したいの声で聞いた。
「俺とお前がそんなにそっくりには偶然ではない、名前が似てるのも偶然ではない、だからお前と親近している和歌奈お嬢さんとヴィクは俺ら二人を間違った故である」
シンと僕を答えたのはマーヴェレヴェス様ではない、カミトだ。
「とう言う事?」
「俺とお前は同じ光子情報から生まれた生命だから、自然に同じ顔、そして似たばっかりをしている。即ち、お前は俺、俺はお前だ」
「いきなりそんな話を語られても…」
話の内容がよくわからないけど、シンが混乱になっている事はわかっている。
「つまり私とカミトはこれからあなたに語るのは、私たち二人がその裂隙の中で一体何かあった」
「俺より、凛やえりなの方が先に教えるべきじゃないか?」
全くその通りだ。
「これはお前にも影響を出すかもしれない事だから、お前を連れて来た。」
カミトのその言葉、シンと僕が静かにその話を聞くしかできなかった。
お待たせしました。
次回はカミトとエドの話。よろしくお願いします。




