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【1000万PV突破】『Wonderful Mystery Marvel Planet』  作者: アマテン
MMO本格化!惑星ファースト編

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ケンのAIツアー終了

次回からナツたちの視点です

 ふぅーー、シャコファイターは強敵だった。ナツとシャコファイターの激闘をケンがお伝えいたします。


 まずはナツがシャコファイターに泳いで接近していく。しかし水中なので動きは遅い。対してシャコファイターはどうするか。シャコファイターも近づいていく。どうやら迎え討つようだ。しかし普段から水中ですごしているシャコファイターの方が圧倒的に速い。ナツも対応しようとしているが・・ああ、シャコファイターのボクサー張りのワン、ツーでナツが吹き飛ばされた。

 

さらにシャコファイターはへストに向けて突進し攻撃を加えようとする。危ない、へスト!しかしへストはシャコファイターのワン、ツーをきれいにかわし、


「⦅強打⦆」


からの


「⦅強蹴⦆」


 〖武闘家〗のジョブスキル【武闘強化】で威力が増大した⦅強打⦆⦅強蹴⦆のコンボが炸裂。シャコファイターはいきなりの反撃に硬直してしまった。そこへ


「⦅ウインド⦆」


 すでに魔法の詠唱をしていたウィンの風魔法が直撃する。ナイスヒット!⦅ウインド⦆が直撃したシャコファイターは吹き飛ばされる。その先にいるのはナツ!


「⦅ダブルスラッシュ⦆」


 2度の斬撃が直撃しシャコファイターは消滅する。カンカンカン、試合終了。シャコファイターが消滅したのを確認するとナツ達は海面へ浮上していく。呼吸ゲージを回復しにいったのだろう。


 さて突然の乱入者がいたけど話を進めよう。僕たちはウミの花を回収した後、砂浜に戻り


「これがウミの花っていうアイテムで、花びらには海水中の塩分が多量に含まれていて乾かして細かく砕くと塩に変わるんだ」


 実際に乾燥させたウミの花を石うすで砕き、塩を作成してみせる。


「へぇ、紙吹雪の細かい物をイメージしていたけど、本当に塩のように粒子状なのね」

「これって水に溶けるの?」

「ああ、実際になめてみたら?」

「本当にしょっぱい。それに口の中で溶けた。本当の塩みたい」


 次は森の中にある洞窟へ向かった。が道中、平原を歩いていると


「ブオオオオォォォォ」


 何かの声が聞こえてくる。声が聞こえた方向を見ると遠くで土ぼこりが見える。この声、そしてあの土ぼこり、あいつだ。


「えっ?一体何の声?」

「みんな樹の裏に隠れて」


 全員で樹の裏に隠れると僕たちの前を岩猪ことガイア・レイア・バロゥフが駆けて行く。まあ隠れなくても倒せるけど挑むのはさすがにナツ達にはきびしいから。初めてガイア・レイア・バロゥフを見たナツ達は


「何、あのモンスター、明らかにボスじゃない」

「絶対堅いよね、あの皮膚?この剣じゃダメージ入らないかも」

「一撃一撃が大ダメージを受けそうですね。回復間に合うかしら」


 全員それぞれの立場で感想を言い合っている。


「まさか出会うなんて。アレは3体いるエリアボスの一体岩猪ことガイア・レイア・バロゥフ。今倒すのはきついから今度戦おう。さてもうちょっとで洞窟だ」

 

 そしてアブラヤシの群生地を経て洞窟に到着する。早速ナツが洞窟の中を覗いている。


「うわぁ、中真っ暗。先が全然見えない」

「そうなんだよ。『WMMP』では洞窟内が真っ暗みたいで、たいまつか光魔法の【ライト】、スキルの【夜目】が必須になるんだよ」

「だったら私の魔法が大活躍ですね」


「さてある程度『AI』についての説明は終わったよ。自分の島に戻るから、みんなにはしてほしいことがあるんだ」

「何?」

「『AI』には中ボス扱いのフィールドボスが一体、エリアボスが3体いるんだけど、3人だけでフィールドボスを倒してほしいんだ」

「そのボスって何なの?兄ちゃん?」

「それは秘密、だけどこの洞窟にいるよ。ちなみにアップデート前に鉄装備、道具を駆使して一人で倒したよ」


 こうして僕とナツたちは別行動を取ることとなった。僕らはそのままセンターのバイロンに会いに行くことにした。『インフォ・プロダクト』の店内に入ると早速マリーさんと話しているバイロンがいた。


「ケン君、いらっしゃい。今日はどうしたの?」

「今日はバイロンにシズクの杖の注文をしに来たんだ」

「うん?もう前の杖壊れたのか?」

「いや、いい素材が手に入ったから」


 僕がそういった瞬間マリーさんとバイロンの目つきが変わり、2階の相談ルームに連れていかれる。


「さて今日は何を持って来たのかしら?」

 

机の上に先日手に入れた世界樹の若木の枝・世界樹の若木の葉を取り出す。


「おいおい、今度はランク4の木材かよ。それに世界樹ってどこから入手したんだよ?」

「ケン君?これって情報売ってくれるの?」

「売ってもいいけど、たぶん再現は無理ですよ」


 今までの事を話すとマリーさんとバイロンは考え込む。これはいつもの光景だ。


「確かに再現は無理ね。それに時間が経てばたくさん取れるんでしょ?完全にケン君のアドバンテージになるわよ。これはなるべく他に売らないわよね?」

「大丈夫ですよ。今のところ僕の情報を知ってるのはマリーさん達だけだし、いろいろ教えてもらってるので、ここでしか売らないですよ。フレンドには渡すかもしれませんけど」

「今調べたがどうにか加工はできるから、シズクの杖は任してくれ。最近一つ効果が付けれるようになったんだけど、何付ける?」


 詳しく話を聞くとアタック上昇や各属性耐性、各属性威力上昇などの微効果が付くらしい。シズクは属性に特化した魔法使いではないので追加効果はマジック上昇を頼んだ。

 さてナツ達はどうしてるかな?


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