ポーション作りwith錬金術と精霊テイマーヴィオラ
これぞ錬金術の本領発揮!
今日は残りの街の探索に行く前に⦅錬金術⦆を使用したポーション作りに挑戦しよう。以前は『薬草』『森きのこ』『グリーンフラワー』『水』を素材にして作った。今回はそれぞれの素材から成分を取り出し水に混ぜてみる。
いくつか成分を水も混ぜてみると感覚的に水自体にまだ成分を加える余裕がある気がするんだよな。でも薬草やグリーンフラワーから取り出した成分を加えても合成できてない感じがする。どういうこと?
「それはね、各アイテムに合成できる成分一つ当たりの量には限りがあるのよ。イメージは大きな袋ね。アイテムにはそれぞれ1つずつ大きな袋があると考えて。例えば水なら水と書かれた大きい袋ってね。錬金術師はこの袋を総キャパシティ略して総CPと呼んでたわ。その大きい袋(総CP)には成分ごとに一つ袋を入れることができるの。これを成分キャパシティ略して成分CPと呼んでいたわ。この袋(成分CP)を超える量の成分は合成することはできないわ」
ふむ、総CP=成分CPの総和ってとこか。あれ?じゃあなんで森きのこの成分は入るんだ?同じ成分じゃないの?
「馬鹿ね、違うわよ。薬草、グリーンフラワーの成分は『HP回復1』、森きのこの成分は⦅回復促進1⦆よ」
回復促進?何それ?
「この成分は特定の成分と組み合わせることで成分の効果が増大する成分よ。今回なら回復効果ね。ちなみにこの効果は成分CPを限界まで加えないと発揮しないわ」
ワイズの説明を聞きながら作成するとポーションができた。ちなみに以前のポーションが
こちら
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低級回復ポーション
ランク1
品質:
効果:HP+100
解説:回復作用のある様々な成分が混ぜられたポーション。飲むとHPが100回復します。
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今回できたのはこちら
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低級回復ポーション
ランク1
品質:標準
効果:HP+250
成分:⦅HP回復1⦆⦅回復促進1⦆
解説:回復作用のある様々な成分が混ぜられたポーション。飲むとHPが250回復します。
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すごい、HP回復量が2.5倍されてる。あとこの成分って何?
「それは錬金術で作られたアイテムにつけられた成分ね。錬金術師のみ見ることができるわ」
さらに他のポーションも錬金術で作ってみた。以前のと比較してみる。まずは『低級毒ポーション』
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低級毒ポーション
ランク1
品質:標準
効果:毒状態(80%)付与
解説:毒の成分を混ぜ合わせたポーション。対象を毒状態(80%)にする。
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低級毒ポーション
ランク1
品質:標準
効果:毒状態(100%)付与
継続時間増加
成分:⦅毒1⦆⦅毒促進1⦆
解説:毒の成分を混ぜ合わせたポーション。対象を毒状態(100%)にする。
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状態付与が100%になった。そして⦅毒促進⦆の場合持続時間が伸びるみたい。これは回復と付与の違いかな。他のポーションで確認してみよう。次に『低級毒消しポーション』
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低級毒消しポーション
ランク1
品質:標準
効果:毒状態を回復(80%)
解説:毒状態を回復するポーション
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低級毒消しポーション
ランク1
品質:標準
効果:毒状態を回復(100%)
成分:⦅解毒1⦆⦅解毒促進1⦆
解説:毒状態を回復するポーション
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次に『低級麻痺ポーション』
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低級麻痺ポーション
ランク1
品質:標準
効果:麻痺状態(100%)付与
成分:⦅麻痺1⦆⦅麻痺促進⦆
解説:麻痺の成分を混ぜ合わせたポーション。対象を麻痺状態(100%)にする。
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次は『低級マナポーション』
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低級マナポーション
ランク1
品質:標準
効果:MP+120
解説:MPを回復するポーション
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低級マナポーション
ランク1
品質:標準
効果:MP+250
成分:⦅MP回復⦆⦅回復促進⦆
解説:MPを回復するポーション
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軒並み効果と耐久力が上昇した。これでちょっと使いにくかった毒、麻痺、解毒ポーションが使いやすくなった。そして促進の成分の効果は大体合ってたみたい。
さて今日も街の探索の続きをしようかな。とりあえずバーラさんが言っていたスキルを売っているお店を目指しながら進もう。道中いくつかのお店を覗きつつ目的のお店の前に着いた。ばっちり発見アイコンもついている。
僕たちが店内に入るとカウンターにはおじいさんが座っていた。
「いらっしゃい。スキル専門店『ラムル』にようこそ。自由に見て行ってくれ・・・ん?人型の精霊が3人!ということはお主ザックとバーラが言っていた〖開拓者〗〖素材収集家〗のケンか?」
「はい、そうですけど一体?」
「なに、面白い星渡人がいると教えてもらってのう。・・・ふむ、確かに、面白いのう。ちょっと待っとれ」
おじいさんは僕らにそう告げると家の奥に引っ込んでいく。わお、またこのパターン。僕たちが店の中を見回っているとおじいさんが戻ってきた。
「そういえば、まだ名乗ってなかったのう。儂の名はラムルじゃ。そしてこれは⦅忍術⦆のスキルオーブじゃ。そっちのヒミコには⦅侍⦆だけではなく⦅忍者⦆の素質もある。3万で売ってやろう」
ですよね~。まあまだお金にも余裕があるからいいか。僕は更に⦅遠視⦆⦅罠設置⦆(それぞれ5000G、⦅忍術⦆と合わせて4万G)を追加で買う。すると
「まいどあり。ケン、お主⦅暗視⦆も持ってるのう。だったらここにはもうないがもう一つ目を使うスキルを取って鍛えてみろ。そうすればいいことがあるぞ」
ラムルから最後にアドバイスをもらうといくつかイベントも発生した。
『イベント:ヒミコの忍者道1が発生しました』
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ヒミコの忍者道1
種類:ユニークイベント
期限:なし
報酬:???
⦅忍術⦆のスキルレベルを最大まで上げる
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『イベント:スキル統合:目の手掛かりが発生しました』
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スキル統合:目の手掛かり
種類:イベント
期限:なし
報酬:スキル統合:目の獲得
目を使うスキルを三つ覚える
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よし、これでセンターの街は大体見回った。次は商業ギルドで錬金術で作ったアイテムを見せに行こうかな。僕が商業ギルドへ向けて歩いていると
「すみません、ちょっといいですか?」
腰まで伸びる白銀の長髪、肩には赤い鳥が止まっている。どうやら従魔みたいだ。ヒミコは赤い鳥を見ながら僕の袖を引っ張る。
「お兄ちゃん、あの鳥、火の精霊だよ」
え、うそ?
「そうです。この子はホムラ、鳥型の火の精霊なんです。そして私はヴィオラ、メインジョブは精霊テイマーです。あなたの周りにいる子たちも精霊の従魔なんですよね?人型を初めて見たのでなんの種族なのか気になって」
「僕はケン、ジョブはいくつかあるけどテイマー系なら一つ〖異質なテイマー〗を持ってる。でこの子たちの名前はヒミコ、シズク、ヒビキで、火、水、雷の精霊だよ」
「この子たちも精霊なんですか!どうやって仲間にしたのか教えてもらえますか?」
「じゃあホムラについても教えて。ただ参考になるかはわからないよ、どうやらいくつかのフラグを達成してイベントをクリアすることで仲間になるみたい」
僕とヴィオラはそれぞれの精霊との出会い方について話した。どうやらホムラはヴィオラの『AI』で出会ったようだ。ある雨の日、ヴィオラが森の中を探索している時濡れて地面に倒れていたホムラを見つけたらしい。ヴィオラは小屋に連れて帰り面倒を見ると従魔契約ができたみたい。ヴィオラの〖精霊テイマー〗は従魔である精霊のステータスが上がり、精霊に出会いやすくなるジョブなんだって。
「一応近くの森とかも探してみたんけどいないのよね」
「だったら図書館に行ってみた?たしか精霊についての本も置いてあったよ」
「そうなの?早速行ってみるわ」
ヴィオラとはフレンド登録をして、図書館に向かっていった。さて商業ギルドに向かうか。




