24 女装エルフが美人過ぎてつらい
このままパワースポットが見つからなかったら生産技能訓練を始めようかともろもろの準備をしてた俺のもとに以前マーニャが暴れまくった奴隷商人が訪問してきた。
なんでも俺にどうしても買い取って欲しい奴隷が居るとかだ。なんでも騒動の時に買い取ったエルフ奴隷の家族なんだとか。。。
正直成人女性は手元に置きたくない。。。
お帰りいただこうと声をかけようとした瞬間マーニャがエルフ奴隷を連れて客間に乱入してきた。
「お願いします。この娘の家族を一緒に引き合わせて下さい。」
そう仲の良いマーニャすらエルフ奴隷の名前を知らないこれはバグではなく、エルフは真名を教えるということは生涯を伝えたものに委ねるということを意味するらしく、その意味をきちんと理解できた日に両親から教えてもらえるはずだったのだがその日が来る前に一家全員で故郷を追われ、散り散りになってしまった為、本人すら知らないのだ。
しばし考えた末、まあ隔離すれば良いか。。。
「分かった。マーニャ、念のために深雪を呼んでくれ。気持ちを強く持ちたい。」
深雪が来たので覚悟を決めてその奴隷と立ち会う。
はい。無理でした~
あっさり気絶しました。
両親なナイスミドルという感じなのに姉妹が美人なのは100歩譲って許せるとして、なんで男の兄弟まで美人なんだよ!
理不尽過ぎるだろ!
え?ああね。
そっかそういえば女性向けゲームだからイケメン姿だとプレイヤーに襲われるのか。。。
まじでこのゲーム闇が深いな!
まあ隔離施設で一家全員生活してもらって用がある場合親父さんが俺を訪ねるというめんどくさい条件をつけて全員買い取ることにした。
どうせお金は余るので向こうの提示の100倍出してやった。
そのついでに奴隷商人には次は奴隷じゃなくてこいつらの販路を探してくれとアイテム袋に眠る賞味期限のある調理以外のオート生産品のサンプルを1つずつ合計100品渡しておいた。
その中に俺が封印認定してた光の付与魔法剣と闇の付与魔法剣まで渡してしまったことに気づかなかった。
なんか今盛大に『フラグ』が立った気がしたが気づかないふりをした。
後日、エルフ父から一家を故郷から追放した甥をなんとかしたいという相談を受けた。
正直全然乗り気じゃなかったのだが故郷のある場所を聞いて完全に気が変わった。
天空の城とか絶対にパワースポットがある。
なんせパワースポットとは不思議現象が発生する地点のことを指すのだ。
城が浮遊するならその浮遊させてるところから妖力を会得するのに必要な最低限だけ自然放出する分をもらえれば後は自分達で修行できるのだ。これに乗らない手は無いだろう。
「故郷への向かい方はファーストの「直接飛んでったら駄目なのか?」へ?」
「直接飛んで問題ないならわざわざファーストに行く必要などないだろう?」
「飛ぶ?ですか?」
「ああ、魔道具を使えば空は飛べる。娘に聞いて巨大バルーンハウスの中で飛行訓練をすれば良い。その代わり無事お前達一家をその故郷に帰したら浮遊の心臓部で俺達の修行に使わせて欲しい。その時に奴隷は解放しよう。」
そんな訳でぬいぐるみ仕様の飛行魔道具を作って渡しておいた。
弟子達にはエルフとパワースポットの修行が終わったら怒涛の生産訓練が始まるからと今のうちに孤児院でめいっぱい楽しんでこいと言い付け1人あたり大金貨10枚を渡したら盛大に多すぎると怒られた。。。
弟子達はオートで建築やってたから自覚ないけどもう既にあの孤児院を新築に建て直す位余裕なんだがいつ気づくのだろうか?
大金貨10枚ずつなのはその資材の買い付け代金なんだが自分達で気づくのも修行
なんでもかんでも教えてあげるほど優しくないのだよ。。。
まあ他の孤児たちの為に色々買ってあげても怒るつもりはさらさらないがな。。。
フラグ回収と設置が早すぎる。。。
建築資材仕入れルート(不採用)
サードに迫る危機に仕入れ業者が気づく
孤児院での生活水準向上ルート(採用)
孤児院の予算大幅改善、次回以降の休暇から生産品の市場に流せない見習い品で便利生活スタート。
はるくんにとっての勝利条件はこのデスゲームを終わらせること。
7つの都市を奪還した先にある過酷のイベントに向けて力を蓄えることこそ目指す先なので誰が7つの都市を奪還しようが気にしません。
そう7つの都市さえプレイヤー側にあれば良いのです。例えセブンスが敵の手のままであろうとも(え?)
悲報メインストーリーと重要そうな転移門スルーされる。
なんでこうなった?
奴隷商人に無駄にお金渡すからや。。。




