22 フィフス復興で建築無双
このままセカンドに戻るとは啖呵は切ったものの。
このままフィフスに放置した時にそこまで資金のない姉やおっさんは住むところも困ることになってしまうし、ぼろぼろの町中ではまともな宿が残ってるかさえも怪しい為、せっかくだからと弟子達と総出で間に合わせの家を建てて建てて建てまくることにした。
とはいえ今までの下地があるとはいえ、弟子達が建てられる家なんぞ藁小屋レベルがせいぜいなのでまたまた無理やり解決する事にした
本当ならマニュアルで1つずつ工程を丁寧に教えるべきだがオート集団大工をオンにするのだ。
これはそもそも建築というのは1人でやるものではない為オート機能が個人ごとだった時に資材の食い合いや部分ごとで強度の違いができ、欠陥建築が増産されるという致命的な不具合が頻発したのだ。
その為棟梁登録をしたものが建築の設定をしてオート発動と同時に勝手に作業が進むようになるようになった。この時設定でどこの工程まで又は時間区切りとか誰が何担当みたいな振り方もできるし、設定しなければ自動で割りふられる。工程又は時間ごとに区切れる理由は強制的に完成までだと年単位の巨大モニュメントの時に死人が出るからだ。
大変便利だがこの時の建築のできはあくまでも平均値となり経験値は完成時獲得になる。途中で腕前が変わるとやはりアンバランスになるためだ。
平均化されるということは下手なやつらが多い程粗末な建築物ができるのだ。
まあ今まで資材をたらふく貯めこんでいたのでこの際建築の生産技能訓練をついでに始めようという感じだ。
まあ一応姉とおっさんに一声かけたんだが、
守護者を顎で使う酷い光景が出来上がってしまった。
どうせ熟練度の低いうちに建築した建物は後から解体して再度建て直すのでどんなにくそな出来でも気にしなくて良いのだ。最初はコンテナハウスとかで良いだろう。
空き地は腐る程あったので手抜き建築をそのまま放置してたのだがどこに隠れてたのかぞろぞろと住みたいという人が出てきた。
おっさんに一応都市の再建計画とかないか聞いたがそこは内政担当がやるので分からんとか言ってきた。
人が住み始めてからだと道路整備とか面倒くさいので開き直って俺のフィーリングでやることにした。
住みたいという人には後からもっと良い建物に建て直すからその時はそこに引っ越して欲しいという条件で住むことを許した。
無許可で住み着いた者は無理やり追い出すから気にしない。
という訳で下水施設、井戸、共同炊事に共同洗濯場から着手、まず食えるもんなんとかできる環境が大事だしな。
ついでに病院予定地と学校予定地を先に確保、守護者若しくは政治の中枢に設定する場所も確保
後は商業の要所のメイン道路とか職人工房区画ギルド区画もろもろのざっくりとした計画で模型作り
概略が決まったので後はそれに従ってガンガン建てるだけだ。
重要な建物は技能が育ってからの方が良いという判断で後回し
日に日に家が豪華になっていくのは弟子達の上達が早いからだろう。
本当なら他の生産技能も上げてからの方が品質の上昇は早いのだが建築技能を集中的に育てられる環境はかなり貴重なのだ。
普通ならほとんど空き地のない土地から売りが出るまでひたすら待つしかない。
やっと土地ができたところで限られた土地だと建てられるグレードの建築物はかなり微妙だ。しかも一度建てるたびに解体しなおすので2倍とは言わないまでも建てまくるよりも1.5倍は時間がかかるのだ
最初の所に住んでた人は約束通り豪華な建物へ引っ越ししてもらった。
不法滞在には慈悲はない。粗末な建物は次々解体し、そこら一帯はギルド関係を建てまくる。まさかギルドの建物に不法滞在するアホはおらんやろ。
学校も病院も議会もと進む頃には弟子達は上級に上がった頃だった
特級は死ぬほど遠いからそろそろ戻る頃合いだな。
最後に向こうと同じ訓練ができるように専用設備を作ってフィフスを後にした。
その後のフィフスについて
この都市は魔法兵や弓兵、カタパルト等遠距離兵の都市になった。
当初は重装歩兵や槍兵等近接兵も多かったのだが、何故か特に学校病院議会の建物を中心に魔物は町から一定範囲までしか近づくことができず。守らないといけない部分が限定的にしか存在しないことが分かったからだ。そこさえ堅牢な壁や罠を大量に設置して人が通らない魔物専用の入口という謎の施設がフィフスの名物だったりする。その結果都市防衛は遠距離戦が主体になるのだった。
G「そういや俺が建てると聖域つくんだわ。」
数日後フィフス奪回の報を聞いたファーストの王城から都市の復興の為に大量の人員と資材を派遣されてきたのだが王都並みに整えられた町並みにどこを直せばと途方にくれ、更には学校や病院等のG基金をひっさげてやってきた人々も王国への報告内容について盛大に頭を抱えたという。
おっさんちゃんと報告しとけや。。。




