表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/35

スピードendB イロヅキを問い詰める

なにも浮かばない。


―――スピードがいないほうが命は危なくないような気もする。


だけど、それは彼がこの国を守る王だから処刑されそうになっただけで、スピード本人は嫌いじゃない。


案外普通に話せていた。


このままじっとしているのは嫌。


そうだ、あいつなら何かしっているだろう。



「イロヅキ!!いないの!?」

「あれーケイカイしないんだー」


「スピードがいなくなったの!!どこにいるか教えて!!」

「そこにいるよ~」


イロヅキが、私を指をさす。


「どこ……」


ハッとして、手に持った石を見る。


「まさかこれ?」


こんな小さな石が、スピードとでも言うのか。


「キミはカレがスキなの?」


「たぶん?」


今まで彫像、コンクールのことで頭がいっぱいで、そういう気持ちはわからない。


だとすれば、スピードは今まで会った異性で一番好きとは思う。


「そっか、ツカノマのユメだけど、タノシンデ」


私はいつの間にか白い空間にいて、そのまま意識を失う。





「形子、起きろ」

「あ、ごめん私寝ちゃってた……」


「まったく、締め切りは明日だと言うのに」


「ああ! どうしよう!」

「手伝ってやろうか?」


「いいよ、自分でやらないと意味ないし」

「そうか、なら終わるまで待つ」




【ノーマルend しばしの逃避】

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ