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それぞれの戦い~赤鬼と黒鬼~ 決着

相克の教会第二十五話となります。

今回はディラブVSヴェルズリ戦終結となります!

では本編へGO!

「武具領域解放に対抗する手段? なんでディラブはそんなことを知りたいんだ?」


 ジャック達と共に野営していた際にディラブがふときいた一言にジャックが多少顔をしかめながら聞いたわけだが、ディラブは特に何か意味が在ったわけではなかった。

 ジャックは少しの間黙りこくった後に語り出した。


「武具領域解放に必要なのは武具領域を付与されている神具レベルの武具と膨大な魔力をコントロールするだけの技術と武具から認められることだ。武具の能力と持ち主の才能が合わさり出来るのが武具領域。武具の能力をその場に反映するという能力である以上実は弱点がある。最もその術式の種類ごとに弱点が変わる。呪術は何処まで行っても『場への影響』が術式の正体だ。だから武具領域もそこに依存する」

「場を破壊する?」

「それだともし同じ術式通しが戦う場合だと同時に切れる。問題なのは同種類同士の戦いだ。だから今からいう事を覚えれるのがディラブが出来る簡単な方法だ。武具領域解放同士の戦いはどっちが先に領域を崩壊させることが出来るかだ」



 ディラブがダッシュでヴェルズリへと向かっていくのだが、ヴェルズリは水面に再び大斧を付着させて水を操ってディラブへと斬撃を飛ばし始める。

 ジャンプで回避しつつ自らは今度は水の形を変えて周りに纏わせつつ突っ込んでいく。

 水は周囲に触れるあらゆるものを吹き飛ばすことが出来るように魔力で最低限のコントロールをしつつ、同時に大斧でヴェルズリ目掛けて横なぎに振り抜き斬撃を飛ばす。


「場が水になっているからこそ魔力でコントロールできるという仕組みか!? 面白い!! 俺も武具領域解放は初なんだが…そろそろ崩させてもらうぞ!!」


 ディラブは武具領域を崩す簡単な方法に心当たりが在った。

 かつてジャックが教えてくれた方法の一つ、ヴェルズリが取り替えない方法を思いつきダッシュで近づいていき水を斬撃にして飛ばすのだが、ヴェルズリはそれを大斧で吹き飛ばしつつ大斧を持ち上げる。

 ニヤケ面を向けながら地面に叩きつけつつ領域を崩壊させる。

 そう…それで正しいはずだった。

 しかし、領域を崩壊させることになったのはヴェルズリだけ、ディラブの領域は維持されている。

 それに驚きを隠せないでいるとディラブは周囲の水を操り始める。



「武具領域解放の真価は単独で発揮した場合だけだ。同時に展開した場合は片方が崩壊しない限り中途半端な形でしか発揮できない。だから、領域をどう破壊するかという事が大事なんだ。俺だったら魔力にアクセスし解除する。だが、ディラブには出来ないが、呪術で場そのものにアクセスすることが出来るのならルールを指定してやればいい。後は駆け引き次第だが、そうだな、ヴェルズリと言う奴が相手なら敢えて相手に破壊させればいいんじゃないか? 領域を破壊する際に呪術でルールを作ればいいんだ。『場が破壊された場合自分の場の崩壊分を相手に押し付ける』とか。まあ、流石にそれは無茶苦茶なルールだけど、ディラブなら出来るとは思うぞ。呪術でのルールは基本は魔力絡みだが、空間そのものが魔力で出来た空間ならルールも変更できるはずだ」



 ジャックの推測通りディラブはヴェルズリが破壊することを想定し、一つのルールをしていした。


『領域を場事破壊した場合、破壊した対象の領域だけを破壊する』


「それが俺が指定したルールだ」

「成程…場を魔力で作り上げる武具領域。魔力で場を制御する呪術の要領なら確かに可能だな…アハハ!! 誰の入れ知恵だ!?」

「ジャックに決まっているだろう」


 巨大な水の渦を少しずつ作っていき、規模を増やしていく。


「お前の言葉を聞いてから何となく思っていたんだ。お前は俺と同じでまともにコントロールをしたことが無いんじゃないのかってな。だから、武具領域の崩壊は思いつく方法なんて一つしか無いしな」

「ふん…」

「ジャック曰く同時に展開している場合お互いに使える領域の力は半分以下。お前を吹き飛ばす前に一つだけ聞きたい。下部メンバーを買い取った人間に心当たりは?」

「ヒューマン族の爺。それしか知らん」

「領域奥義。水流爆撃!!」


 渦を巻いた水の塊がディラブの体を纏めて領域の外へと向かって吹っ飛ばして行った。


 領域を解除した後無傷で立っていたディラブと吹っ飛ばされていったヴェルズリが消えたタイミングでネリビットとメイビットの二人が近づいていく。


「すげぇよ!! ディラブの兄ちゃん!!」

「勝ったのね?」

「ああ。少し疲れたな。ゆっくりと上へと昇ろう。多分今頃ジャック達が城の中へと入っているころだ」


 三人で歩きながら城の外へと向かって進んでいく。

どうでしたか?

次回はいよいよファリーダ&リアンVSメロンとなります!

次は相克の教会二十六話でお会いしましょう!

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