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地球に帰る

マリーとフィナが泣き止んでから俺達は家に帰った。


「転移」


俺は目が赤く腫れているマリーとフィナの頭に手を乗せて魔法を使った。


「ただいま」


俺がそう言って家に入ると中からレスティと陰月と舞と麗と柚香と麟がすぐに出てきた。


「おかえり」


6人はほぼ一緒のタイミングでそう言った。すると、リビングの方から「おかえりー」と男性陣の声も聞こえた。


「今日はもう寝るわ」


俺はみんなにそう言ってマリーとフィナを部屋に送ってから俺も部屋に戻り寝た。


次の日、いつもより早く起きた俺はリビングに降りた。そこには誰もいなかった。なので、俺は朝ごはんを作り始めた。全員部の朝ごはんを作ろうとした。が、人ずつが多すぎて何を作るか困っていた。そんな時、ふとキッチンにある鍋が目に付いた。


「よし、味噌汁を作ろう」


俺は目に付いた鍋に味噌汁を作り始めた。それと、同時にご飯も炊き始め、それだけじゃ寂しいので魔法で魚を人数分焼いた。そして、ご飯が炊ける頃に女性陣が起きてきた。


「おはよう」

「おはようございます」

「おはよう」


マリーとフィナとレスティは丁寧な挨拶で妹たちは軽いものだった。


「それにしても、お兄ちゃんが早起きするなんて珍しいね。」

「いや、たまたま早く起きただけだ。朝ごはんできてるけど食べるか?」

「わーあ、お兄ちゃんの料理が久しぶりに食べれるー」

「櫂君の料理なんて初めて食べます。と言うか櫂君、料理できたんですね。」

「櫂の料理。ゴクリ」


舞はいつも俺が作っていたので久しぶりと喜んでいて、マリーたちは俺が料理ができたことに驚いていて、麗達は俺の料理と聞いて唾を飲んでいた。


「あれ、おかしいな。何でこんなに驚いてるんだ?てか、麗は俺の料理食べたことあるじゃねーか。」

「へっ?覚えてないわ。」

「そうか」


俺は皆が席についたのを見てから俺は皆の前にご飯を出した。


「今日の朝ごはんは白米と味噌汁と焼き魚でございます。どうぞ、お召し上がりください。」


俺が少しかしこまってそう言った。


「いただきます」


言った後皆は手を合わせてそう言ってご飯を食べ始めた。そして、そんなことをしていると男性陣も起きてきた。


「お前らも朝ごはん食うか?」

「なんでお前がそんなこと聞くんだ?」

「そんなの俺が作ったからに決まってるだろ。」

「マジかよ。お前、料理まで出来たのかよ」


勇翔は俺の方を見ながら俺にそんなことを言った。


「まあ、いただくよ」


そんなことを言って男性陣も席にについた。そして、俺は席についたのを見てご飯を出した。すると、男性陣も「いただきます」と言って食べ始めた。


「どうだ?」


俺は何も言わないそいつらに不安になりそう聞いた。


「うん、いつも通り美味しいよ、お兄ちゃん。」


舞からはそう帰ってきた。


「美味しい。美味しすぎるよ」


麗達は絶賛してくれた。


「私より美味しいなんて。なんで私が作ってたんですか!」


マリーだけは少し怒っていた。


「なんでって言われてもな。俺は自分の料理よりマリーの料理の方が好きだぞ。」

「そうですか。」


俺がそう言うとマリーはかあとを真っ赤にして黙ってしまった。そのあと、みんながご飯を食べ終わってから、俺は昨日から考えていたことをみんなに話した。


「ちょっと聞いてほしいことがあるんだけどいいか?」


俺はそう言ってみんなに話しかけた。


「何でしょう?」


みんなの頭にはてなマークが浮かんでいた。


「これからみんなで地球に帰ろうと思っているんだがどうだろう?もう、この世界にいたくないんだよ。」

「まあ、私達は帰るだけですからいいですけど。」


麗達はみんな頷いてそう言った。


「まあ、俺が聞きたいのはマリーとフィナがフィナなんだがな。どうだ?」

「私はいいですけど。」

「私は一応ギルドを辞めてこないといけないので一度ギルドに行きたいのですけど。私も全然いいですよ。」


マリーは普通にいいと言ってくれた。フィナはギルドをまだ辞めてなかったのでそれが気がかりだったようだ。


「じょあ、ギルドに行ってから地球に行くか。」

「はい」


フィナはそう返事をした。


「じゃあ、1回ギルドに行ってくる。あと、いつでも行けるように準備だけしといて。」

「わかりました」

「じゃあ、フィナも用意してきて。」


俺以外の全員が行動に移した。そして、俺はやることが無かったので皆が食べたあとの食器を片付けた。そして、みんなが起きてくる前に俺も朝ごはんを食べた。


「お待たせしました」


そんなことをしているとフィナが下りてきた。


「行くか」

「はい」

「転移」


俺は魔法を使って王国のギルドのギルドマスターの部屋に転移した。


「よう」

「何しにきたんですか?」

「いや、用事があるのはフィナの方だ。」

「そうなの。で、話って何かしら?」

「今日で辞めさしてもらっても宜しいですか?」

「別にいいわよ。」

「へっ?」

「だがら、いいって言ってるの。」

「何でですか?」

「だって、あなたほとんどギルドにいなかったじゃない。それって、ほとんど辞めてるものてしょ。だがら、別にいいよ。」

「そうですか。分かりました。今までお世話になりました。」

「今までお疲れ様。」


サラは全く引き留めようとはせずにフィナが辞めることを普通に認めた。


「じゃあ、帰るか。」

「はい」

「転移」


俺は来た時と同じように魔法で帰った。


「何かもっと一悶着ありそうだったのに何も無かったな。」

「そうですね」


俺達はそんなことを言いながら家に帰った。


「ただいま。皆、用意は出来てるか?」

「おかえりー、出来てるよ。」


今回は舞だけが出迎えてくれた。


「よし、じゃあ行くか。」


俺がリビングに行ってからそう言った。


「はい」

「うん」


全員から肯定の言葉が帰ってきた。


「じゃあ、俺に掴まってくれ。」


俺はそう言ってみんなに俺に掴まってもらった。


「世界転移:地球」


俺がそう言うと景色が一変した。そこは前に来た俺の部屋だった。


「帰ってきたな。」


俺はそう呟いて帰ってきたことを噛みしめた。

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