20/20
終わり
物語は登場人物を変える。
トオル編へと続く。
その日、俺の世界は音を立てることもなく静かに崩れていった。
4/2
「やめろ!久美子!」
意味があるとは思えない怒鳴りは案の定無視される。
恐怖にすくんだトオルは妻の行先がまだ幼い愛息子に向かっているのに声を荒げることしかできない。
どうしようもない現実を前にして謎の刺激によりトオルの中に形容しがたい感情が渦巻いていた。
一歩一歩進む妻の歩みをただ眺め、次の言葉も出てこない。
物語は登場人物を変える。
トオル編へと続く。
その日、俺の世界は音を立てることもなく静かに崩れていった。
4/2
「やめろ!久美子!」
意味があるとは思えない怒鳴りは案の定無視される。
恐怖にすくんだトオルは妻の行先がまだ幼い愛息子に向かっているのに声を荒げることしかできない。
どうしようもない現実を前にして謎の刺激によりトオルの中に形容しがたい感情が渦巻いていた。
一歩一歩進む妻の歩みをただ眺め、次の言葉も出てこない。