史料No.14:双塔645年 北大図書館崩壊
【史料本文】
双塔645年:北大図書館崩壊
満月の一夜に地方民族クァツらによって占拠。同日23時に首謀者リャツによる放火を受けて崩壊。館内の書物はその多くが焼失、もしくは窃盗を受けたと言う。
しかし公式記録は当該日のみ消失している。
【観測記録】
観測者:第五修史局員・ルーダ
時刻:3月19日22時
鎮圧後の図書館にて残存資料の調査・発掘を開始。第3地下層で見覚えのない通路を発見。翌日、配置図と照合を行い矛盾を確認。
【捜索記録】
捜索隊:旧都公警所属・ドローマ隊
時刻:4月1日05時
当該捜査隊は旧北大図書館跡地にて、物理的構造と記録図面の不一致を確認した。
第3地下層の特定の通路は現行の平面図に存在せず、二週間と二日の測量により図面を製作。新北図書館第4階層写本室に収蔵。
記録責任者:ドローマ隊隊長ヤハウェ
【欠落記録】
北大図書館 第3地下層構造図
時刻:4月30日23時
当該資料は新北図書館第4階層写本室で所蔵されていたはずだが、該当図面が消失している。最後に確認したのは新北図書館館長トルーマ氏である。トルーマ氏はクァツ族との関係を疑われている。
【北方調査報告書・第12号】
発行日5月5日
発刊元クァリツ冊子会社
当該箇所:
正義の栄光を求め奮起した騎士団は旧都の公警により鎮圧。国民の公警への正義の抵抗運動は激化する一方、旧都の皇太子が行方不明に。公警の支配体制は今まさに崩壊の兆しを見せている




