少女
この世界は、二種類の種族に分けられている。
一般的な人間と再生が可能な「不死身」と呼ばれる人間に分かれている。
不死身の人間は、高い再生能力を持っている
20XX年
周囲に銃声や爆発の音が響き渡り、煙が広がる
数分後煙が無くなり、人影が見える。
よく見てみると少女のようだ。
「先輩、あの女の子もっすか?」
と、弾丸を銃にこめる。
先輩は、「は、?」と声を漏らし、煙が上がったところを見て青ざめる
「大丈夫っすか、!?」
と聞く前に、先輩は急いで俺の口を手で塞ぐ。
「だまれ」
小声で話し、口を塞いでいた手を離す。
続けて小声で話し始める
「あの少女は、不死身の人間で死神って呼ばれるくらいには有名だぞ
死にたくなければあの少女には気をつけろ」
「あんな少女がですか、?それに、不死身って研究機関が本当は不死身じゃないって発表数年前にありましたよね、?」
完全に煙が消えてよく少女を見る。少女は、ピストル2丁を持ち、隙だらけに佇んでいる
ふと、少女の周りを見ると、血溜まりができ、周りに死体が数え切れないくらいにある。
その中にまだ動いている仲間をみつけ、助けに行こうと立ち上がる。
すると、後ろから手を引かれその拍子で尻もちを着く。後ろを振り返ると先輩が首を振っている。
「助けようとか思うな、もうあいつは死ぬ、
お前もよく見てろ、…」
と、悔しそうな表情をしながら話す
少女を見ると動いていた仲間に銃を構えて容赦なく撃っている。その光景を見て唖然としていると、少女と目が合い、近づいてくる。先輩は青ざめた表情で話す。
「お前、早く逃げるぞっ、!立てっ」
立ち上がろうとすると、銃声があがりドサッと、倒れた音が横からする。横を見ると足を打たれた先輩が横たわっている。
先輩っ!!と声をあげるまえに、先輩が話す
「俺は足を撃たれた。これじゃ歩けない!俺を置いて先に行け!!」
躊躇していると、また銃声があがり先輩を見ると腹から血が服に滲み出ている。
「先輩、!!」
先輩は腹を抑え吐血をする。
「先輩っ!俺、先輩を置いて行けません!」
涙が込み上げ、視界がぼやける。後ろを振り返る瞬間に、また銃声が聞こえ、右胸に激痛が走る。
倒れ込み、少女の足が見える。痛みで死期を悟りながら先輩を見る。
「なんで、っ、…逃げなかった、っんだ…
お前にはっ、!、生きて欲しかった、っ!」
そう言った後、先輩は少女に頭を撃ち抜かれた。
「先輩、ありがとうございました、」
俺も、先輩の顔を見ながら目を閉じた。




