4.処方箋師の会議の章
〈第7話 君それ、本気で言うとるんか?〉
ハジメ(僕は喜多ハジメ、何部の部長で元魔法少女っていう極ありきたりの設定だ。誰も興味無いと思うけど…ここまでの物語を整理すると、初期段階はケンの妹メリーの妄想WEB小説で、途中から思想強めの与太話会議になるが、僕自体の設定は…異世界転生前のゴタゴタと、ドリーミーシャーク描写だけはリアルかも知れない…さてと)
保健室で、割られた頭を包帯で治療され…ベッドに眠るハジメが目を覚ます。
ケン「誰がこんな酷い事を」
横でパイプ椅子に腰掛け、腕を組んで首をかしげるケン。
がタンッ…シャ〜!
アキ「だって、彼は外の世界の人間なの。前世では、ケンとメリーのそっくりさんの生まれ変わりみたいだけど…」
突然、制服の上に白衣を着たアキが、カーテンの向こう側から現れた。
ケン「ど、どうしてそれを?」
アキ「だって、ここに書いてあるもの」
携帯画面上、メリーの小説を見せる。
ケン「どうせまた、妄想だろ?」
アキ「そうね。でも彼女はAIじゃないんで…やっぱ理路整然と出来て無いワケ」
リップル「でも、やっぱり保険医はこうじゃないと」
さらに背後から入って来たリップルが、アキに眼鏡をかけさせ、胸元をグイッと開き…オッパイの谷間を強調させる。
アキ「イヤん…ところで、今期のアニメはどうなの?」
ケン「期に関わらず、延々と不作続きですわ」
リップル「まぁこんなもんじゃない?過度な期待しなければ、及第点って感じ」
アキ「アニメで一番大切なのは?」
ケン「脚本、演出、構成かな…」
リップル「萌えキャラの有無でしょ」
アキ「作画よ…どんなに面白い内容でも、作画がヘボければ元も子もないわ」
ケン「確かに、絵見ただけで停止したくなるレベルも有るにはある」
アキ「次に物語。どんな高レベル作画でも、話がツマンナイと、正に話にならないのよね。アニメーターさん、ご愁傷様」
リップル「ま、趣味もあるけど…私はGLはパスだ」
ケン「俺は男女間の恋愛NG。カワイイ女の子ワチャワチャモノで、男が出た時点でアウトかな」
アキ「アタシは、GL一択ね…ジ〜!」
リップルを見つめる。
リップル「な、何見てんのよ…」
赤くなって目を背ける。
アキ「ま、シリーズ構成、脚本家名でアニソン歌手とか、エロ漫画家の名前見ると…あ〜ぁ…ってなるケドね。最後に3つ目は、諸説あるけど、アタシは声優」
リップル「ここにきて?」
ケン「なるほど、確かに推し声優が当たり作品に来たら、ヨッシャ〜ってなるよな」
アキ「古の声優で、クソ映画を喋りだけで、B級まで押し上げたツワモノがいたわ…」
リップル「広川さんね…」
ケン「でも、推しアイドル声優が結婚後、もう一回見たら、若干テンション下がるけどな」
アキ「そこ…声優の技量とは、アイドル補整が影響するか否かで決まると言っても過言じゃ無い」
リップル「花◯さん、東◯さんは境界線…竹◯さん、三◯さんはアウト、伊◯さんは逆転か…沢◯さんは天才なんで、問題ナッシング」
アキ「ちなみに女性アイドル系を、専門に喰ってる男性声優もいるよね…何回離婚しとんねんって」
ケン「伏せ字多いな」
アキ「この物はフィクションで、実在の人物団体とは、一切関係ございません」
ケン「ま、誹謗中傷じゃ無く、単なる個人の臆測事例、羅列だからな…」
リップル「でも、昔は声優スキャンダルで、CD割った画像上げたり、炎上仕放題だったわ。ナ〜ム〜」
手を合わせる。
アキ「ま、それでアニメ2期作られなくなったり、原作者が寝込んだり…」
ケン「あったあった、知らんケド」
リップル「今は法律厳しくなって、怒りをぶつける場が無くなって…」
アキ「ストレス溜まって、タバコ吸ってバイク乗り回すってか」
ケン「オタクの需要は少なそう」
リップル「生まれつき、キバを抜かれちゃって…運営の奴隷に成り下がるか」
アキ「推しに、サブスク、メイド喫茶。与えられた物しか手に出来ないって事…つまり、自ら望んで洗脳ピーポー」
メリー「また、パンツ脱ぐの?飽きちゃった」
ケン「そんな所で何してる?」
ベッドの下から妹が這い出す。
アキ「こういう時は、こうよ…んっ…」
ギュ〜!
アキはメリーを抱きしめ、ディープキスする。
ヌチュッ、ヌチュッ…
卑猥な音が、保健室に響く。
リップル「誰でもええのんかい?」
膨れて、少し怒っている。
アキ「うん、誰でもいいの…チュッ!」
今度はリップルにキスする。その様子を見て、ベッドの上のハジメは呆れ顔。
ハジメ「また、俺は無視か…」
ケン「いたんだ」
メリー「いたね」
アキとリップル「んん…ヌチョヌチョ…レロレロ…」
メリー「カキカキ…」
また携帯を弄っている。
〈第8話 情報カイジ〉
メリー(ここからは、謎を解くね。つまりメリー達が本当に住んでいるのは、海の底で…認識阻害で発見される事は無いの。んでもって、この地球上にはアバターを使って潜り込んでるんだけど…たぶん傍からは、遊んでる様に見えるかも。でも本当の目的は、この世界を席巻している火星からの移住者たる、地球人と呼ばれる人々の監視…ま、勝手に戦争して滅ぶのを黙示してるんだよね。そこに人間の、有能な科学者が作った兵器がメリー達を攻撃して来たんだ…それが異物のドリーミーシャーク。実在はサメ型の戦艦なんだけど…このメリー達の住む、ドーム型海底基地に体当たりされた時バグが発生して、書いていた黙示録が狂って、今の学園すっとこどっこいオチャラケ話になっちゃったって、訳なのさ。
ちなみに火星には、彼等の祖先が作った(タコ型火星人のイメージ)アカシックなんちゃらって言う、万能AIがあって…そこで作られた人工生命が、地球に隕石と共に送られ…今の社会があるんだって、ためになるねぇ〜
結局、地球に住む未来の無い地球人と違い、共感力を使い…宇宙の何にでもなれる、メリー達こそ真の宇宙人なのさ。そしてこう呼ばれるんだ、ネ申と…)
メリー「ここで、発表で〜す」
いきなり会議室で、TVカメラに向かって手を挙げた。
メリー「実は、ジーザスクライストは…宇宙人なのでした」
周囲はどよめいた…
ざわ…ざわ…ざわざわざわ…




