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「敗者復活?1」
賢明の部屋をたまおとふうたがノックする。
「開いてるぞ」
賢明がそう答えると、
たまおとふうたが、
サヤがいるのを見て、
「おー、
実はそういう関係だっただすか」
「道理で、この部屋熱いな」
と
からかう。
「冗談よしてよ」
と、
サヤは笑いながら言い、
賢明は、
「やっぱり、何かあったか?」
と
訊く。
たまおとふうたが事情を説明すると、
「おー、ラッキー、男で良かった」
と
賢明は素直に喜ぶ。
「悪くないわねえ。
でも、私、ルックス劣るけど、大丈夫かしら」
と、
賢明を横目で見ながら、
サヤは言う。
「永久の代わりなら」
と
ふうたが言いかけて、
たまおに頭を叩かれる。
「いいわよ。
さんざん賢明くんに言われたから、
じゃあ、早速、勉強しよう、
じゃあ、みんな」
サヤはそう言うと、
先に賢明の部屋を出ていった。
「賢明、さっきの話しに戻るだすが、
やっぱりって何だすか?」
と、
たまおがにやりと笑いながら訊いたのだった。




