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「ネネがリーダー、永久が副リーダー」
教室では、
ネネと永久が壇上に立つと、ひさめ以外は、拍手する。
「美男、美少女、ベストなカップルだすなあ」
たまおが余計なことを言うと、
後でひさめがたまおをにらんでいる。
しかし、誰も気づかない。
「えー、では、
私と永久くんでコンクールに向けて
がんばっていきたいと思います。
みんな仲良くがんばりましょう」
「正直、自分は引き立て役というか、
宣伝役に徹しようかと思ってましたが、
こうなったら、
ネネちゃんと一緒に、
この6人が仲良く、
気分よくやれるようがんばりたいと思います。
自分はどちらかというと、
仲裁役に回りますので、
何かあったら、
みんなは、
ネネちゃんの言うことを聞いて、
がんばってください」
ネネと賢明が挨拶した後、
何故か、自分たちで手を叩いた後、
二人は握手して、みんなに笑顔で手をふる。
すると、もとめが拍手する。
「少し、おおげさだな」
ふうたが拍手をしながらつぶやくと、
「儀式だすよ。
儀式。
でも、これならうまくいくだすよ」
ふうたをはじめ、ひさめ以外はこのメンバーならうまく行くと、
このときは、思いこんでいた。




