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猿に勝った所でイキれない

俺は怪異に寄生された猿を殺した

色が戻っていく

千沙都「色が…」

冷「怪異から解き放たれてるわね」

千沙都「元凶の怪異は?」

冷「猿から出てこないってことは遠隔操作型の寄生ね」

千沙都「なぁにそれ?」

冷「言葉の通りよ、自分は安全圏で利用するだけよ」

千沙都「じゃあ元凶は何処に居るんだ?」

冷「分からないけど直ぐに会えると思うわよ」

千沙都「何で?」

冷「自分の玩具を壊されたら怒るのは必然でしょ?」

千沙都「なるほどね」

無駄に納得してしまった

冷「それよりどう?能力者同士の戦いは?」

千沙都「猿如きに勝っても嬉しくないね」

冷「イキるなよ猿の進化系」

千沙都「お?やる?喧嘩」

冷「勝ち負けが分かりきった戦いってつまらないでしょ?」

千沙都「それもそうだな!命の恩人を倒すのは不本意だしな!」

二人「ハハハハハハ!!」

ギスギス

冷「あとそのまま帰ったら通報されるわよ」

千沙都「ん?あ、気づかなかった」

服が返り血まみれだ

千沙都「ま、いっか秩父だし」

冷「秩父だし?!」

千沙都「秩父血祭り帰りって言えば騙せるだろ」

冷「無理でしょ…あと秩父夜祭りね」

千沙都「大丈夫だろ秩父なんて戦いしか脳のない馬鹿しかいないんだから」

冷「主語がデカい」

千沙都「小さい主語などツマラナイだろう?」

冷「このご時世に一石を投じる発言ね」

そんな日常会話をしながら家に向かって帰る

家に着く

冷「本当にその格好で帰れちゃった」

何故か通報されなかった

千沙都「運が良かった」

冷「そうだ…コイツの異能力のせいだ」

冷が頭を抱える

千沙都が簡易食品の箱をあさる

千沙都「…あ、カップラーメンがない」

冷「尽きたの?」

冷が覗き込む

冷「でも今22時よ、今からカップラーメンなんて身体に悪いわよ」

千沙都「そうだね…コンビニ行くか」

冷「話聞いてた?」

家を出る

数分後

千沙都「この道でお前と出会ったよな」

冷「そうね」

千沙都「昨日の事のように思い出すよ」

冷「昨日のことだからね」

千沙都「ほらこの道…俺が襲われた所だ、懐かしいな」

冷「昨日の事よ」

何故か懐かしく感じる

冷「急にどうしたの?最終回見たいな感想ね」

千沙都「何言ってんだ?」

千沙都が呆れた顔をした

???「あの…鑑千沙都さんですよね」

そう声をかけられ振り返る

と、そこに居たのは見知らぬくたびれたサラリーマンが居た

歳は28〜35といったところか?

千沙都「………いや、違います」

誰だ?何故俺の名前を知っている?

親戚か?相続やら何やらでかなり揉めたしな…

千沙都(冷の知り合い?)

冷「全く知らないわ…だけど気をつけて」

???「え?人違い?」

大分焦っている

千沙都「まず、貴方は誰ですか?」

来希「あぁ野村来希と申します」

知らないな

千沙都「名前聞いても記憶に無いんですが」

来希「では、如月の名はどうでしょう?」

千沙都&冷「は?」

予想外の苗字が出た

来希「その反応知ってそうですね」

…ッ!しまった!

千沙都「どこでその名を知った…?」

不気味な笑みをし答える

来希「この子に教えてもらいました」

来希の背後からオレンジ髪の男の子が現れる

千沙都「子供?」

冷「怪異よ!」

冷が現れる

怪異「あぁ如月だぁ」

千沙都「この子が?」

ただの子供に見える

冷「人型、しかも子供の見た目を模した怪異よ」

千沙都「ッチ!おい!野村って言ったな!そいつから離れろ!」

千沙都が叫ぶ

来希「大丈夫ですよ、彼は私を解放してくれる」

千沙都「は?」

来希「私はいわゆるブラック企業の社員らしいので…」

千沙都「いや、意味わかんねぇよ」

来希「君を殺せばあの企業から私を解放してくれる」

千沙都「もっと意味わかんねぇよ」

来希「やはり私を理解してくれる者は居ないのか…」

来希がただでさえ落ちている肩をさらに落とす

面倒くせぇなコイツ

千沙都「あ〜…じゃあ何で俺を殺すんだ?」

来希「私はブラック企業に勤めています。

そんな毎日に転機が訪れました

それがこの子、彼が言うには鑑千紗都を殺せば君を解放してあげようと言ってくれた

正直最初は馬鹿な話だと思った…

でも、これしか希望がないんだよ私には」

千紗都「リクルート行けよ」

来希「僕みたいな無能を雇う会社があるわけないだろう」

めんどくせえなコイツ

冷「もうよくない話し合いじゃ無理よ」

冷はすでに飽きている

千紗都「そうだなぁ~これからどうしたいすか?」

来希に話を振る

来希「君を殺す」

千紗都「オレンジ髪、お前は何んだ?如月の開放とか言ってたな」

怪異「如月、僕たちの方に来てよ

君が来たら戦力が大きく傾く」

冷「断るわ、考えが合わない」

怪異「じゃあ実力行使しかないね。

猿から聞いたよ依り代である人間を崖から落としたんだってね。

それなら、罰で存分に力が使えないでしょ」

冷「ッチ」

二人が同時に言う

奴を殺せと

怪異「僕は来希の中に逃げるね」

そういい来希の中に入る

来希が近づく

千紗都が逃げる

千紗都「アレって俺らと同じ原理?」

冷「少し違うけどほぼ同じよ」

千紗都「じゃあ勝利条件って?」

冷「あの人間を気絶、いや、無抵抗させて最悪殺しても構わない、そしたら千紗都越しに引っ張りだすわ」

千紗都「あいあいさー」

来希の方に振り替える

千紗都「おいサラリーマン、異能力って知ってるか?」

来希「やはり貴方も持っているのですね」

げ…まさか

来希「私の能力は無抵抗労働者の大革命(ビシュティング)だ」

千沙都「冷!能力持ちは希少じゃないのかよ!?」

冷「希少よだから驚いてるんでしょ!」

俺だけじゃなく冷も驚いていた

千沙都「…ッチ!………あぁ…もういいや…ヤッてやるよ!能力者同士の戦いを!」

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