秩父最強VS熊谷最強
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春斗「衝撃の吸収…サッカーのトラップの究極系だな」
明王「…なぁんだ…分かっちゃったのか」
春斗の考えは当たっていた
衝撃の瞬間的吸収コレが明王が不動の明王と称されるようになった所以だ
春斗「憶測だが…その体格に似合わず体が全体的に柔らかい…それも軟体動物並みに」
明王「大正解だね…俺の特攻服は特注でね、伸縮性に優れてるんだよ」
I字バランスをして見せる
春斗「男がやってるの見てもなぁ…」
明王「わざわざ証明してやったのに」
春斗「ま、それで謎が解けたんだけどな」
明王「攻撃しても怯まない謎か?」
春斗「逆だ、問題はお前の火力が高すぎる」
明王「コレが思いってやつだよ、痛いだろ?」
春斗「お前の火力の秘訣はそんな程度の物じゃない」
明王「そんな程度の物…?」
静かにキレる
春斗「お前の火力の秘訣は脱力と柔軟性だ、吸収と発散…この相反する二つを瞬時に使い分ける」
明王「………」
春斗「簡単に聞こえるが実際は素人にはまず無理,、普通に考えてパンチを無防備だ受けろって言うのが人間…生物に無理だろう、なぜなら生物は『痛い=危険』ってのを知っているから、ミスったら自分に危険が及ぶがだがそれ以上の一撃のカウンターの為だけに敵の攻撃を喰らう究極の合理主義者、それに—」
バゴン!
明王が話の途中でぶん殴る
その衝撃で春斗が吹き飛ばされる
明王「話が長いんだよ!」
春斗「ゴホッ…あぁ~長話は嫌いか?…」
明王「暴走族でダチとの長話以外の長話が好きな奴はいないだろ」
起き上がる
春斗「ならもっと話そうか」
歩きながら話す
春斗「仙堂はHPが高いタイプだったがお前は違う」
明王も歩いて後を追う
春斗「お前は防御力が桁違いに高い…俺の攻撃を0に等しくしてくる…だが」
立ち止まる
春斗「0じゃない」
飛び出している鉄筋を持ち手に1mぐらいの鉄筋コンクリートを持ち上げる
春斗「防御力が高いならそれ以上の高火力で殺す」
明王「100kgは超えてそうな鉄筋コンクリートを片手で持ち上げるか…!?化け物め…!」
春斗が背を向ける
明王「…は?」
敵前にして背を向けるのは自殺行為に等しい
春斗の行動を理解するのに少しの時間がかかった
だが、直ぐにその行動の意味を理解させられた
春斗「死ね…!」
分度器のような弧を描き振り下ろす
春斗は一撃の火力を少しでも上げるためなら何でもする
例え相手に背を向ける行為だとしても躊躇は無い
鉄筋コンクリートは遠心力と重量で加速する
その攻撃を明王は…
ボゴォン!!!
火薬を一切使用していないのに爆発物の様な音がする
明王「あぶねー…」
普通に右に避けた
春斗は予備動作で背を向けている
そんな状況で狙いが定まる訳がない
春斗「避けたな」
明王「避けるわ、あんなあからさまな攻撃」
春斗「正確に言おう…受けなかったな…いや、受けれなかった」
明王「…」
春斗「この攻撃は受けきれる許容量を超えてるな」
明王「誰がソレ喰らって生きれるんだよ」
春斗「肯定って事ね!」
先ほどの弧を描くように振り上げるが避けられる
その隙を明王は見逃さない
上段蹴りがクリーンヒットする
春斗「ゴハッ!」
明王は追撃せずにヒットアンドアウェイに徹底する
春斗「リスクは極力減らす戦法か」
明王に向けて振る
ボゴォン!!
相変わらず物凄い音がする
明王は避けて攻撃を喰らわす
春斗「クッソ!」
理論上の作戦自体は良かった
だが、当たらなければ意味がない
明王「そんな大ぶりな攻撃は一般人でも避けれるんじゃないか?」
春斗「黙れ、お前は一撃でも当たればゲームオーバーだ!」
自分ごと回転して鉄筋コンクリートを横に振る
先ほどまでの縦の攻撃に比べたら威力は落ちるが、範囲は断然広くなったし回避もしづらくなった
しづらくなっただけで、回避は容易にできる
明王が後ろに飛んで攻撃範囲から逃れる
明王は春斗が止まったらカウンターを入れるつもりだった
だが、春斗は止まらない
明王に避けられても回転を続けた
明王「なんだこいつ?」
春斗の狙いは…
春斗「今だ…!」
鉄筋コンクリートを手放す
ハンマー投げの要領で明王目掛けて飛んでいく
明王「マジか!?」
飛翔する鉄筋コンクリートをギリギリ回避する
明王「危ねぇ!?」
春斗「予想的中!」
回避先に春斗が居た
春斗が明王の回避先を当てれたのは理由がある
最初の鉄筋コンクリートの攻撃で右に避けている
何の変哲もない回避行動だが、今や、最初の様な反射で反応しなければならない場面では無意識で体が避けやすい方に向かってしまう
春斗が左ストレートを顔に放つ
明王の動きは春斗に読まれていた
だが、明王も春斗の行動を読んでいた
左ストレートを衝撃吸収する準備をしていた
ピタッ!
春斗の攻撃が寸止めされた
明王「は?」
春斗はここまで読んでいた
左を囮にし本命の渾身の右がクリーンヒットする
バギャ!
予想外の攻撃で衝撃を吸収出来なかった
パシ…
明王が春斗の腕を掴む
春斗「あ?」
明王「…炭宮流柔術」
飛びつき関節技を決める
春斗「グアぁ!?」
明王「電波はコッチに曲げた方が効果的って言ってたな!」
ボキ!
春斗の右腕を折る
春斗「ガァ!!?…アァ!!」
左腕で反撃する
明王「朔真流!」
春斗の拳を額で反撃する
ボキ!
春斗の左指が折れる
春斗「グァァ!?」
明王「い…てぇ!」
顔が吹き飛ぶかと思った
明王が左で殴る
春斗「ガァ!」
春斗も額で反撃する
ピタッ…!
春斗「寸止め…!?」
明王にやり返された
ボキャン!
この一撃で春斗は気絶した
第六戦
熊谷狂走連合総長渋谷春斗VS羅愚那骸苦総長灰崎明王
灰崎明王の勝利
決まり手:右ストレート
ポケモンってすごいね…
気づいたらこんなにも時間がたっていた




