縁妖會最高幹部如月冷VS和服の怪異ツムジ
若葉「はぁ…はぁ…千紗都は?」
千紗都を探す
若葉「千紗都!」
大声で呼ぶが返事は無い
若葉「ピエロ…千紗都を見つけろ、最悪の事態かもしれない」
ピエロと二人で千紗都を探す
若葉「千紗都…?」
千紗都は血まみれで胸に穴が空いた男の隣にいた
若葉「何があった!?」
相打ち?第三勢力?
千紗都「うるっせえな」
千紗都が起き上がる
若葉「ギャー!ゾンビ!?」
千紗都「返り血だから問題ない」
若葉「そうなの?」
千紗都「そうなの」
若葉が無残な姿の呉羽を見る
若葉「本当に殺すんだね」
千紗都「隕石が殺った、俺じゃない」
若葉「そんな嘘は信じないよ、クレーターもないし」
千紗都「着弾前にゲートで回収したからクレーターはない」
若葉「…この場合は誰が罪に問われるの?」
千紗都「自然災害の『事故!』だ」
若葉「凄い強調するね」
千紗都「そんなことはそうでもいい、早く戻るぞ」
若葉「大分ボロボロだけど歩ける?」
千紗都「少し寝たら回復した」
若葉「そう」
バイクの場所まで移動する
若葉「忘れてた…」
MT-25は大破していた
千紗都「走れる状態じゃないな」
若葉「どうする?歩き?」
千紗都「…良いもんがあるじゃん」
そう言い呉羽のニンジャH2を指さす
若葉「盗みは乗り気しないな…それに鍵かかってる」
千紗都「死体漁るわ」
躊躇なく死体を触る
若葉「うわぁ…」
千紗都「死体を触るなんて今更だ」
若葉「でもなんかなぁ…」
殺人鬼と一般人では価値観が違いすぎる
千紗都「有った」
鍵を盗り若葉に投げ渡す
千紗都「運転よろ」
若葉「うん…その前に血まみれなのどうにかしようか」
血まみれの野郎を後ろに乗せたくない
千紗都「服がねぇからな」
若葉「ピエロ、千紗都の服出して」
プレゼントを渡される
その中には千紗都が来ていた新品の服が入っていた
若葉「ほら」
千紗都「サンキュー」
新品の服に着替えバイクに乗る
若葉「ニンジャに乗るのは初めてだな…」
…ブゥゥン!…ブゥゥン!
若葉「掴まってろよ」
ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!!
抗争開始から1時間
死体を置いて抗争場所に向かう
時戻り抗争開始から27分
雁夜「千紗都に着いて行かなくてていいの?」
冷「いいの、逆に着いて行ったらこの場の怪異は誰が対応するの?」
雁夜「それもそうだね」
冷「それにしても地味だね」
抗争を見ている
雁夜「そうか?こんだけ人間が集まって喧嘩するのは壮観だと思うが…」
冷「馬すら居ないじゃん」
雁夜「平安時代の人間の争いと比べてるだろ」
冷「そうだけど?平安以降の争いは第二次世界大戦ぐらいしか知らない」
雁夜「勉強しろって言わなかったっけ?」
冷「する訳ないよね」
雁夜「お前なぁ…冷?…どうした?」
猫とかでよくある意味もない場所を見る現象が冷にも起こっている
目線の先は抗争場所から少しずれた茂み
冷「見ぃつけたぁ!」
目線の先に全速力で向かう
雁夜「冷!何があった!?」
プルルルル!プルルルル!プルルルル!
雁夜「あ?千紗都?まぁ冷なら大丈夫か」
電話に出る
冷「さっきここら辺に…」
ツムジ「キサラギレイ」
木の陰からツムジが出てきた
冷「よぉ!久しぶりだな」
ツムジ「オナカマハツレテコナクテイイノ?」
冷「むしろ逆だ、守る物が無い私は強いよ」
ツムジ「ナラ、ワタシハモットツヨイ」
抗争開始から29分
縁妖會最高幹部如月冷VS和服の怪異ツムジ
ツムジが冷を指差す
冷が回避行動をとる
背後の木が切り倒される
冷「能力は指定先に斬撃を飛ばすって感じかな」
ツムジ「ドウダロウネ」
冷に向けて指を差す
だが避ける
冷「そろそろその攻撃に飽きて来るね」
ツムジ「シラナイヨ」
諦めずに冷に向けて指を指す
が、またしても避けられる
冷「流石に…」
ツー…
冷の血が頬をつたう
冷「…両手同時に指定出来るのか」
油断したな
冷「でも、失敗だったね…同じ攻撃は二度は当たらなよ」
ツムジ「ホントウニ?」
冷に向けて両手で指を差す
冷は回避する
冷「銃が一丁から二丁に変わっただけで大差ないね!」
ツムジ「ジャア、ヨンチョウニスルネ」
両手の人差し指と中指で冷を指差す
冷「マジか!?」
回避が間に合わず腕に浅い切り傷を負った
ツムジ「ヨンチョウデアタッタ」
冷「所見殺しのラッキーショットで調子こいてんじゃねぇよ!」
一気に距離を詰める
ツムジ「トッテオキ」
全ての指で冷を差す
冷「10だと!?」
避けきれず全身に大小様々な切り傷を負う
冷「四肢が吹っ飛んでないだけマシか」
ツムジ「モウイッパツ」
またしても全ての指を冷に向ける
冷「クールダウン無しかよ!」
私は冥界に行くだけで結構な霊力持ってかれるってのに
ある程度回避するが切り傷が増える
冷「遠距離戦は不利!」
距離を詰めるが急停止した
冷の前髪が少し切れた
冷「一つだけ超低速の斬撃を飛ばしてたな」
ツムジ「オシカッタ」
撃つ方向を事前に指定しないといけないとは言え、何でも斬れて、速度を変えれて、不可視の斬撃はズルいと思う
冷「でも慣れてきた」
ツムジが指を指す
冷は最低限の動きで避けれるようになった
如月冷が縁妖會最高幹部になれた理由は天性の格闘センスと異次元の対応能力
シンプルな殴り合いなら縁妖會一だし、一度見た攻撃は避けれる事が多い
この実力で縁妖會最高幹部の座に着いた
冷「次はコッチから!」
斬撃を掻い潜りツムジの元まで行く
冷「近距離戦だ!」
ツムジ「オコトワリ!」
冷「ゴハ!」
冷が吹き飛ばされる
両手で押すように中国拳法の発勁を繰り出されたが違和感がある
冷「手が当たってないのに吹き飛ばされた…そういう魔法や呪術か?」
そっちの系統は専門外だ
冷「でも、魔法陣も詠唱もなかったよな…」
無詠唱発動か?凛もしていないのに…
冷「…指定先に斬撃を飛ばす能力じゃない?」




