趣味「“悠々自適”貯金」。歳をとると、悪くない志向である
物欲が、とんとなくなってくる。
歳をとることの最大のメリットではないだろうか。
僕の場合の、最大の生活経費は、車(3ナンバーのため)のオールシーズンタイヤの購入25万円である。(スタッドレスの方が安いが、タイヤの置き場がめんどくさい)
軽自動車だと6万5千円くらいなのに、中型車になるとその4倍…!
それが4〜6年くらいに一回あるだけで、あとは親が残してくれた家の維持管理費ぐらいである。
しかしこのところ、生活をシンプルに(自分なりに)着飾ろうといろいろ買っていると、「あれ…けっこう使っちゃってるな」と感じていたので、だいたい揃えておきたいものを買い終えてから貯金をチェックすると、「あ、良かった。ちゃんと貯まってる」と安心できた。
50歳に手が届きそうな年齢では、欲しいものを買ってもそんなものであるw
よく言われることかもしれないが、通帳の額が着実に増えていくと、「よ〜し、頑張ろう」という気になってくる。
人より(精神的に)20年遅れている感じの僕としては、今のところ五十代平均貯蓄額(2人以上世帯)1900万円が目標である。(実数値は、一部の高額収入者が引き上げているため700万ほど。単身者は1000万、実数値120万(50代で120万は…少なすぎでは!?と思うが、やはり独身者は、考えや行動が身軽すぎるのかもしれない))
日々、どんどんやりたいことがしんどくなっていく歳で、「それでもやっておきたいこと」「やりたいこと」を楽しく無理なくこなしながら、人生を歩んでいきたい。
やはり人間、生まれ変わりは確実にあると思えるのだが、最近、「いや、もう人生は一度で充分だわ。自分なりには、かなり幸せな(心の)境地にたどり着けたし」という感じなのだが…
あとは、しみじみと50代からの人生を小さなことで楽しんでいきたい。
つくづく、「健康に日々を生きる」それだけでどれほど難易度が高いか、分かってきた。
毎日、無理なく働ける健康な体は、本当にありがたいものである。
僕が今いる肥料工場の原料担当なんて、みんな残業嫌がるけど、その部署は残業になるとどんどん原料がはけて、置き場が増えて仕事が楽になるため(倉庫いっぱいの中、どうやって仕入れの原料を置いていくか、それが一番大変な仕事なのである。一つ1トン〜500kgぐらいのものを扱う、マジなリアルパズルゲーム、倉庫番(爆)。リフトを駆使して、縦に横に考えまくって、製造現場に運ぶ順番も考慮して、事故なくわずかな停滞もなく、時に休憩もけずられ…それでも給料は低いがw)、「う〜ん、最近残業ないなあ。そろそろいくらかはやってくれないかなあ」と思えるくらい、仕事はやってて楽しい。
そして、少ない給料でも、「月の収入の1割を貯金する者は、やがてお金の方から喜んでやってくるだろう」(バビロンのお金持ちの教え)と言われているとおり、着実な進歩を感じている(気がする)。
若い人には難しいかもしれないが、「日々、健康に生きる」ことがどれほど難しいか分かってくると、人生ほんの小さなことでものすごい幸福が感じられるようになってくる。
欲望なんて、その難しさに比べたらほんとにオマケである。
ショーペンハウアー(哲学者)が書いていたらしい。
「人間の幸福の90%は、健康に依存している」
ほんと、どんなにお金持っても着飾っても、立派な家に住んでも健康じゃなけりゃあ、その幸福は減衰する。
…なんでこんな説教じみた同じ話をくり返しているかというと、きのう久しぶりに通帳の額を見て、「あら〜(自分なりに)貯まってるわ〜」としみじみ嬉しくなったからである(爆)
ほんと、アリのような人生って、どんどん良いものが溜まっていって、悪くないよw
色んな人の生涯がリアルに理解できるようになると、「成功者」と言われてる人に嫉妬がなくなってくる。
せいぜい「大変なんだろうなあ」くらいの感動と、感謝がw
だから、もしかして自殺なんて考えようとしてる若者がいたら、これ読んでね(爆)
その細やかな神経で、生きづらい性分だからこそ、生き延びれば晩年の幸福はでかい。
何ならもう、「生きてるだけで幸福」という境地にたどり着ける。
…「今の苦しみが、仕事の難しさが、どうやれば楽になるか」を、休み休み考え続けて、「あっ、そうか。こうやれば(こう考えれば)すごい楽だ」と気づいて実践していくこと。
そしてステージが上に引き上げられた後も、謙虚な心で、傲慢な他者等に引きずられずに、それをくり返していくこと。
神様はとてつもなく難しいパズルを、安々と完成させていってる。
それぞれの人生、無理なく気楽に、深刻ではなく真剣に、他者を(なるべく)傷つけずやれば、幸福にしかならない。
あっ、変な宗教が始まろうとしてるw




