77話 ダンジョン攻略 その1
こんにちは!ほぼ寝てた。投稿します。よろしくです。
ノアの村に到着して、旅行から戻った事を俺の両親に伝えた。2人でガイア帝国を観光してきたことを伝えて、さらに3英雄の1人フローラの墓と賢者の石のブローチを手に入れた事も伝えた。
目が点になっていたが、当然だろう。完全な独裁国家であり、侵入を許さないからである。呆れていたが、大人なので責任を自分で持つように言われた。「シエルちゃんを幸せにしないと駄目だ。」と言われたので、もう行かないと言っておいた。後でリュークおじさんとメイおばさんにも謝りにいかされた。
父親のマイクから建てた家に5軒ほど移住者が住んでいると教えてもらえた。やはり、家と畑がついていてタダなので魅力的なのだろう。根付いてくれればと思う。まだ、半分あるので、今後も応募者があればどんどん住んでもらおう。場合によっては、またグスタフ達に家をお願いしてもいいな。土地を広げる余地はいくらでもあるし。
ノアの村で冬の間をシエルと過ごした後、王都から手紙が俺宛に届いた。シエルと中身を読むと、エリスとクリスは龍の爪で、ドラゴン討伐の実績を上げて、素材をかなり手に入れたこと。最深部に3英雄の1人シンの墓があり、ドラゴンソードを手に入れたこと。
エリクサーをいくつか手にしたことまで書かれており、自分達の準備は出来た事が書かれていた。研究して作った魔道具の盾は、ブレスを防ぐどころか発動せずに壊れたり、不具合が多く諦めたそうだ。それにしても、シンの墓を作った人は凄いと思う。龍の爪は最難関だから、当時本人の希望だとしても迷惑な奴だと思う。
「近い内にシエル、王都に行ってくる。」と伝えた。父親のマイクと話し、今年度の村の税金も預かった。両親とシエルの両親、シエルに金貨1000枚ずつ渡して、俺が、もし生きて戻らなければシエルをお願いしますと伝えた。すべての準備を確認してから、ノアの村を出発した。
当然、両親やシエルの両親に反対されたが、俺の決意が固いとわかると諦めた。シエルとは、前日飽きるほどハッスルしたけどね。そろそろ子供が出来てもおかしくないな。全然、出来る気がしないけど……。なぜ?まさか……やり方が悪いのか?
ルーン経由でリアンプールに行き、税金を納めてから冒険者ギルドでミリアさんにノアの村への手紙をお願いした。王都のダンジョンの話を聞くと、53階層まで既に攻略されたらしい。もっとも完全攻略に近いと言われているのが、クランボイルらしいが、あまりいい噂を聞かないので気をつけてと言われた。うん、知ってるし。
ダンジョン内で他の冒険者の嫌がらせをしているそうだ。ひとまず2人と合流してから考える事にした。1人寂しく1泊してから伯爵領リガンに向かい、そのまま馬車で王都まで到着した。高級宿を3日ほど借りて、冒険者ギルドに顔を出した。
壁には53階層攻略の貼り紙とクランボイルの名前が書かれていた。奥に進み、サリーさんにエリスとクリスの居場所を聞いた。「お久しぶりです。サリーさん。2人はどこにいますか?」と聞くと宿の名前を教えてもらえた。
その紙を持ちギルドの入口から出ると冒険者数人に絡まれた。「おい、お前はCランクのロイだな。ボイルさんがお呼びだ!」と言われたが、俺は用がないのでお断りだ。
無視して教えられた宿に向かうと肩を掴まれたので、首元を引き寄せて「殺すぞ!」とナイフで脅してやった。少し気圧された事、外が騒がしくなってきた事から諦めたのか、舌打ちをして去って行った。
宿に向かい、2人と合流して計画を立てる事にした。「久しぶりだ。ロイ。協力してくれて感謝する。」と言いドラゴンソードを見せてくれた。「本物か調べるぞ!」と言い、ミスリルナイフの刃をあてると初めて弾かれた。「これは、本物だ!あと、賢者の石のブローチはこれだ。エリスが身につけろ。」と言い渡した。
「力と素早さの上昇があるが、ブレスにどの程度の効果があるか試せていない。どこかで試せればいいのだが。」と俺が言うと龍の爪のレッドドラゴンがいいだろうとのこと。エンシェントドラゴンに及ばないが、最強クラスの魔物らしい。
明日、3人で龍の爪に向かい、試して問題なければ、準備を整えてダンジョン55階層に直接向かう事にした。翌日、2人の案内で龍の爪に歩いて向かった。2人は何度も来ているらしく、龍種の素材でかなり儲けたらしい。
エリクサーを1つ貰うことが出来た。今回の参加のお礼らしい。買えば金貨5万枚はするらしいので滅多な事では手に入らない超貴重なものだ。まず手に入らない物らしい。あらゆる病気、怪我を瞬時に治す力があるそうだ。
2人は俺やシエルと別れた後、王都で準備を整えてからひたすら龍の爪の攻略をしたらしい。推奨ランクB以上の最高峰なので、2人でも初めは苦戦した様だ。アースドラゴンやブルードラゴン、グリーンドラゴン、レッドドラゴンなど奥に行けば行くほど強くなるらしく、レッドドラゴンのブレスでクリスが死にかけた時もあったらしい。エンシェントドラゴンの前哨戦にはちょうどいい相手だ。
最深部で3英雄の1人シンの墓を見つけた時は、嬉しさのあまり2人で泣いたそうだ。ドラゴンソードもそこにあったらしく、それを使うようになってからかなり楽になったらしい。龍の肌は並の剣では通らないが、この剣はとても相性が良く一撃で龍の首を落とした事もある。心強い事だ。
龍の爪に入り、数日間はアースドラゴンやブルードラゴンなどブレスを吐かない龍種の討伐をした。俺の為である。クリスの持つドラゴンソードを使えばあっという間であった。この剣があれば、何とかなるかもしれない。俺の持つミスリルナイフやエリスの持つデュラハンの剣でも斬れるが、時間がかかるので反撃をくらってしまう。
一度、グリーンドラゴンの尻尾を俺がくらい、吹き飛ばされてしばらく動けなくなったこともあった。息が出来ず、防具が悪ければ即死だったかもしれない。脳が揺れたので1日休む事もあった。嘔吐したし。
それから数日ひたすら山を登り、中間を過ぎた頃に目的のレッドドラゴンに遭遇した。賢者の石のブローチの出番だ。これが機能しなければいくらドラゴンソードがあろうとブレス1撃で俺達は全滅だからな。クリスが何度か攻撃して相手がブレスを吐くのを待った。
レッドドラゴンがイライラしてきたのか、ブレスの体制に入ったのでエリスのそばに集まりガードを固めた。最悪、エリクサーで3人とも回復するつもりだ。ブレスが吐かれたタイミングで賢者の石が光り、魔法障壁が展開されブレスを防いだ。
内心は3人ともヒヤヒヤだったけどね。その後何度か試して、問題ないことを確認してから龍の爪から脱出した。王都に戻り、準備を整えてからダンジョンに出発する事になった。ブレス無効化のアイテムが最強かも。
昨日徹夜してたら、1日寝てて起きたら夕方だった。明日から大丈夫か?読んで頂きありがとうです。応援よろしくです。




