23話 魔道具屋に行く
おはようございます。秩父何だか寒いです。投稿します。よろしくです。
目を覚ますと、知らない天井だった……。いつか言いたいセリフが出てきた。ここは、どこだ?と思い周りを見回した。シエルと知らない兵士が助けに来た所まで覚えている。起き上がろうとすると、脇腹と背中に鋭い痛みが走った。はぁ~痛い。
どうにか起き上がり、休んでいると部屋の扉が開いてシエルが入ってきた。「よかった。心配したんだから。」と言いながら抱きついてきた。シエルの胸が少しあたり、以前よりほんの少し成長した?様な気がした。ラッキーだ。それよりもまじで体が痛いから離れてくれ。そして息が苦しい。
落ちついてから話を聞くと、ここは領都の治安維持を行う兵士の詰所らしい。冒険者は、基本的に自己責任だが、領都内の事なので兵士がすぐに動いてくれたそうだ。シエルがミリアさんに状況を報告してくれたのも大きい。冒険者ギルドから話が通ったからだ。普通は、動かないようだし。その後、シエルが案内した流れらしい。治療後、丸1日寝ていたそうだ。
「シエル、ありがとう。助かった。」とお礼を言い、明日から学園だから戻ろうと伝えて、肩を借りて部屋を出た。例の2人の件は、兵士の人が調べてくれる事になった。何かわかれば、連絡をくれた冒険者ギルドの受付のミリアさんに伝えるそうだ。お礼を兵士の方に伝えて、詰所を出た。
今は夕方位で、まだ時間があるので領主邸に向かった。冒険者ギルドから来た事を伝え、中に入れてもらった。特に大きな印象はなく、質素な大きい屋敷だった。宝石店で預かった物を使用人に渡し、サインをもらってギルドに戻った。ギルドに着いて扉を開けると、すぐにミリアさんがこちらに気づいた。めざといな。
カウンターでは話しにくいと言う事で、テーブル席に案内してもらった。3人で席に着いて、まず俺がお礼を言った。「領の兵士の方に連絡してもらいありがとうございました。おかげで命拾いしました。」と伝えたら、「本当に心配したんだから。」と言ってくれた。依頼の達成を報告したら驚いていたが、すぐに処理してもらった。何かあったら、また連絡すると約束して今日は、寮に戻った。早く休みたい。
次の日、午前のウエスト先生の授業後に昨日の件を伝えた。少し呆れている感じもあったが、冒険者は危険と隣あわせだから、気をつけなさいと言われた。しばらくの間、午後の実技の授業は見学にしてもらった。正直なところ学科も結構つらい。
学園に戻り数日間、大人しくしていた。途中、3人組に事情を説明して怪我した事を伝えた。アルは、興味津々に聞いていた。「ロイ、気をつけなさいよ。すぐに無理するんだから。」とケイラに言われた。レグルスにヒールをかけてもらい、だいぶ痛みが良くなった。これなら週末出かけられる。レグルス、お前いいやつだよ。
いつもの様に午後の授業の後、シエルと帰ろうとしていた所、同じクラスのサイスとマリーが話しかけてきた。名前は知っていたが、話したことがなかった2人だ。歩きながら2人の話を聞くと、どうやら俺の武勇伝?が噂になっているらしく興味を持ったそうだ。首席合格でかつ冒険者活動1日目で大怪我した変な奴という噂だそうだ。
2人とも将来、冒険者として生活したいらしい。明日、冒険者ギルドに登録に行くとのこと。俺達は、ミリアさんが担当であることを教えておいた。明日、会うかもね!と話して別れた。
次の日、シエルと2人で冒険者ギルドで、簡単な仕事を探していた。手紙の配達が30通というものがあった。配達先がすべて領内で、報酬が銀貨6枚とよかったので、試しにやってみる事にした。「道も覚えられそうだね。」とシエルがいい機会と言っていた。ミリアさんにお願いして、依頼を受注した。ギルドから出る所で、サイスとマリーに会った。もちろんミリアさんをついでに紹介してあげた。
順調に配達をしている最中に気になる店を見つけた。魔道具店である。メインストリートから外れた所にあって、普通に歩いてたら気づかない所である。仕事を終えたら見に行こうと話して、さっさと配達した。
特にこの間の様な問題は起こらなかった。あれは本当に異常だった。たまたま運が悪すぎただけなので、もう忘れよう。ギルドに終了報告してから、さっそく魔道具屋に向かった。ミリアさんに聞いたら、サイスとマリーは、無事冒険者ギルドに登録したとのこと。機会があれば、パーティーに誘ってみるか。
魔道具屋に入ると、カウンターにいかにも気難しそうな婆さんが座っていた。「ガキが冷やかしに来たなら、帰りな!」と言われた。俺もシエルもあまり気にしなかった。「手頃な物があれば買うからみせて。」とシエルが言った。
イヤリングや指輪、腕輪などがあった。父親がしていた指輪と同じ物があった。力の指輪である。価格が金貨2枚で力を少し増幅するらしい。他にもハヤテの腕輪などがあったが、各金貨5枚だったので諦めた。瞬間的な素早さが少し上がるみたいだ。
この間の戦闘で力不足を感じたので、力の指輪を買おう思った。シエルは価格に驚いている様だった。父親から念の為預かっていたお金が金貨5枚あったので、シエルの分も合わせて2つ購入した。
「シエル、この間のお礼。」と言って1つ渡した。遠慮していたが、パーティーだからお互い協力してくれればいいと伝えた。右手中指にはめて、寮に帰宅した。後でミリアさんにも何か考えないとな。もちろん指輪を渡したのは、あくまでパーティーの戦力増加であって、下心などないよ。ほんとだよ。
朝、5時に起きたので、1日が長いわ。
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