第十四「最弱(マイナス)」
異常『負』不明
LV−∞
体−∞ 攻−∞ 防−∞ 速−∞ 技−∞
魔法『負』
全てのステータスだけを見たら最弱と言ってもいいだが、あの二人がどうしたらあの様なダメージを受けたのかが、ますます分からなかった
マイナス「ねぇそこのあなた」とハチの方を指差しハチは「なんだ?」と聞くとマイナスから「あなたから自分と同じ狂気を感じるのだけどなぜ?」と首を傾げて聞く
ハチ「なんでかって?そんなものあいつらを食ったからだよ」よ煽り気味に笑いながら答えるとマイナスの顔は、酷く険しい顔をして「あなたが、私の狂気達を食べたのね?」と怒気の含んだ声でハチに聞き「そのとおりだよ」とハチは、スッと答えた
マイナス「そう・・・なら、死んで頂戴」とその言葉と同時にハチの体からマゴスとデスボネの時と同じ様に血が体中に噴き出す「ハ、ハチィィィ!?」と俺は、倒れようとするハチに手を伸ばし支えようとするが、マゴス達と同じようにならず倒れなかった
マイナス「なんで、立てるのよ・・・」と明らかに同様をしていた
ハチ「なるほど・・・異常の能力は、他人のステータスを自分と同じ様に負を着けているのだな・・・
この能力なら、確かに無敵のアイツでも恐れるわけだ・・・」
マイナス「まさか、あなた・・・『虫』の力を・・・」とマイナスは動揺していた
ハチ「それに、あんたの様な奴は大人しく食われていな」とその言葉と同時にのハンリがマイナスを食らった
ハンリは、ハチの方にグッドサインをしハチもハンリにグッドサインをする
ジールライ「おい、ハンリがそこに居るって分かっていたのか?」とハチの行動を思い返して質問するとハチは「その通りだ」と答え俺は「どうやって?」と聞くとハチは胸元から『共話石』を取り出し「コレのおかげ」と言って俺は理解した
ハチ「これで、異常はもうおしまいだといいんだがな・・・」
ジールライ「そうと願いたいものだね・・・」と二人でそう話し合っているとハンリの様子がおかしかった
俺達は、ハンリの所に駆け寄るとハンリの顔は気持ち悪そうな表情を浮かべそして「ヴォエ」と何かを吐き出そうとしていた
ハンリの口から黒い手が現れ「ヴォエ」とハンリが一気にそれを吐き出す
吐き出されたのは、さっき食べたマイナスが現れる
マイナス「この子の中にもいたのね・・・ここに虫と洗脳に会えて良かった・・・また、私を支えてくれる」と嬉しそうな声で喜ぶ
ハンリ「はぁ・・・はぁ・・・な、なんで、私のお腹から出ることができたの?私の魔法は、悪いものでも消化することができるはずなのに・・・」とハンリは、自分が何が起きたのかに理解出来ずマイナスに質問すると「そんなの、あなたの胃袋を小さくしたからに決まってるでしょ?
例え、あなたの魔法でデメリットを消化出来るとしても胃袋自体を小さくしてしまえば、消化関係なく吐いちゃうでしょ?あんなに沢山食べてたらねぇ」と答えた
マイナス「虫が、洗脳を守ってくれて洗脳の消化が殆ど進んでなかったみたいだし、二人の無事で本当に良かったわ・・・」とまた虫と洗脳の二人の事で喜んだ後、俺達の方に向き「貴方達に負の恐ろしさを教えてあげるわ
さぁ、始めましょう最弱な自分の最低で最悪の恐怖を教えて差し上げましょう」とその言葉と同時に雰囲気が変わり戦闘態勢に入る
マイナスは、後ろ向きで前に一歩歩いた途端ハチの後ろに現れる
マイナス「一歩前に出ようとすると私の場合『逆効果』になってしまうので」とハチは反射でマイナスの胸を目掛けて腕を突き刺すが、マイナスを貫く事は出来ず、逆にハチの胸を突き刺していた
マイナス「残念、そんな攻撃じゃ自分に勝つ事は出来ないよ」とさっきとは別人の様に余裕そうにハチにそう言ってハチは「ゴハッ!ゴホゴホ!」と吐血を吐いた
マイナス「貴方って、不思議ね?だって、自分達の力を上手く扱えているもの・・・それに」とハチの黒くなっている手を見て「病の侵食もされているのに自我を保てているのも不思議ね」と余裕があるのかハチに私にそんな質問をして来て私は「知るかよ!」とマイナスを蹴り飛ばすが逆に自分を蹴り飛ばしていた
ハチ「あ〜クッソ・・・このままじゃ勝てないなぁ」と倒れながら私はマイナスの方を睨む
どうしたものかと考えていると「手伝ってやろうか?」と聞き覚えのある声が響いた
ハチ「なんだ・・・『狂気』かお前の手伝いって事は、何か打開策があるのか?」と聞くと「あぁ、とっておきのな・・・」と自信満々な声がした「なら、頼んでもいいか?」と聞くと「任せろ」と言って私は、狂気に任せることにした
ハチ?「クククク・・・クハハハハハハ!!」と突然ハチは壊れたかのように笑い始めた
ハチ?「いや〜ここまで、やるとはいい異常だ・・・」と倒れていた体をゆっくりと起こし立ち上がる
マイナス「あら、まだ立ち上がるのね・・・それに、気でも触れたの?」と面倒くさそうな声でハチに話掛ける
ハチ?「あぁ、気が触れたよ!今日は最高の日だよな!風は歌い!気持ちのいい陽の光!こんな日には、狂気の沙汰で最高の遊びが一番良い!」とハチは笑いながら狂気に満ちた顔をする
マイナス「壊れちゃったのね・・・可哀想に、すぐ楽にしてあげるから」とハチの目の前に現れハチに触れようとしたその時ハチは、左手でマイナスを遠くに投げ飛ばしマイナスは壁にめり込んだ
マイナス「クッ!虫の力を支配したのか!?お前程度の『狂気』で!」と怒鳴りながらハチの方を睨みつけようとするが、ハチの姿は無くマイナスのすぐ横にいてマイナスの頭を「ガッ!」と掴みそしてマイナスの頭を壁に押し付けてそのまま横に押し「ガガガッ!」と壁の削れる音がしていた
ハチ?「喜べ!今ちょうどいい墓石を見つけたからプレゼントしてやるぜ!」と近くにあった岩にマイナスを勢いよくぶつける
マイナス「自分達を舐めるなぁ!」と岩はひとりでに動きハチに体当たりしていった
マイナス「自分の押す力はマイナスの岩の押す力をそのままにした岩のタックルよ!
そのまま押し潰れろ!」とマイナスは自分事ハチと一緒に壁にプレスした
岩の隙間からマイナスがにゅるりと出て来る
マイナス「この程度じゃあまだ、勝てない」と歯ぎしりする音がした
ハチ?「アッハハハハハ!いいぞ!もっと来い!もっと俺と狂っちまおう!」とハチを潰した岩がマイナスを目掛けて槍のように伸びて行きそして、マイナスを貫いて行った
マイナス「クッ!これは、虫の力!それに、病の侵食も!」と自分に刺さった岩を素早く抜く
マイナス「これでも食らってなさい!」とマイナスの手から黒い玉の様な物が出て来て何かを溜め込んでいくかのように少しずつ膨らんでいき大人一人分ぐらいの大きさになった時、一気に点のように小さくなる
マイナスは、それを勢いよくハチに向かって投げた
黒い点は、ハチを挟んだ岩に当たった時溜まっていたエネルギーを更に吸収するかの様に周りの壁や岩を吸い込み大きなクレーターが、出来た
マイナス「これでも、生きてるなんてどうなってるのよ・・・貴方のステータスは!」と怒鳴りながら中心に寝そべっているハチに質問するとハチは「どうなってるか見てみる?」とゆっくりと立ち上がる
ハチ「これが『私』のステータスだよ」とハチはマイナスに自分のステータスを見せそしてマイナスは、ハチのステータスを見て一歩一歩と後ずさり怯えていた
マイナス「なんで、なんでなのよ!」とマイナスは怯えながらハチに「なんで、そのステータスで自分達を圧倒出来ているのよ!」と怒鳴った
ハチ「だって、さっきの攻撃は私じゃなく能力が、やったのだから」と右手でいつの間にか無くなっていた左腕を擦り「さて、ここで問題だ・・・私の左腕はどこに行ったと思う?」とその問題にマイナスは、思考を巡られたその時、横から黒い前のハチの姿をした犬が大きな口を開けてマイナスを食らった
ハチ「正解は、君のすぐ横でした」と言ってマイナスは完全に黒い犬の口の中に入っていった
ハチ「ありがとう、もう戻って来て」と黒い犬はハチの無くなった左腕の中に入って行っきそしてハチの様子は一気に変貌する
ハチは、膝を付き頭を抑え込み地面に頭を何度も何度も叩きそして「ア゛ッア゛ア゛ア゛ア゛!!」とハチの断末魔の様な声もした
遠くからでも分かる、ハチの体中に黒いシミやヒビが沢山現れたことに
それもそうだろう、なぜなら異常を一気に3体も取り込んだのだから
そして、叫んでいるハチの側にハンリが現れハチをそっとゆっくりと抱きしめた
ハンリ「大丈夫だよ・・・大丈夫」とまるで子供を慰めるかのようにハチの背中をポンポンと優しく叩きそして、ハチにキスをしそしてハチを侵食してた黒いシミやヒビは勢いが止まりハンリとハチのキスが終わるとハチは、力尽きたかのように倒れる
ハンリは、お腹にある大きな口から何かを吐き出した
俺は、ハンリが何を吐き出したのか分からず近くに向かって行き俺は目の前の光景に驚きを隠せなかった




