第四「『幼い処刑台』が求めている物・・・・」
次の日
瞬光は起きると一通の手紙が置かれていた
『この子の命が欲しければ、ここの場所まで来い!』と書かれ貼られていた写真を見るとそれは、椅子に縛られて身動きが出来なくなっていた
瞬光は慌てて衣装を着て出かけようと部屋のドアノブを手に掛けたとき後ろから、鉄の檻に閉じ込められました
瞬光「うわ!真っ暗・・・・誰がこんな事を!」
アヤメ「おはよ・・・・いや、こんばんは?取り敢えず私はあなたを欲しいと思った・・・・だからずっとここにいて欲しいな〜」
瞬光「それは・・・おことわりだ!ウィリはどうした!」
アヤメ「ウィリ?あぁ・・・一緒にいた子か〜大丈夫だよ・・・ちゃんと生きているから」
瞬光「でも!あの写真はなに!」
アヤメ「?ただの悪戯だよ〜ただ、椅子に縛っただけ」
瞬光「その後は?」と質問にアヤメは「その後?」と聞き返しだした
瞬光「その後、ウィリは開放したのかって聞いてるんだ!」
アヤメ「あぁ・・・その事を言ってたんだね・・・
大丈夫だ、ちゃんと開放はしたよ
ただの悪戯なんだから、殺すのは駄目に決まってるよ」
瞬光「ならいい」とホッとした
アヤメ「むぅ・・・・あなたはなぜ、自分の事より他人の心配をするの?」
瞬光「なぜって・・・・友達だからだよ?
君には友達がいないの?」
アヤメ「友達?友達って、何?どうやったら手に入るの?」
瞬光「友達は、仲良くお喋りしたり、遊んだり、買い物なんかも一緒にいてくれる存在だよ!君は何で僕を閉じ込めたの?」
アヤメは「何で?・・・・独り占めしたかったから」
瞬光「何で?君は、僕の何処が気に入ったの?どうして、独り占めしたいって思ったの?」
アヤメ「私の中は暗いでしょ?光が欲しい・・・あなたが私を照らして・・・・もし断ったりしたら、食べちゃうよ?」と脅してきました
しかし、瞬光は怖がりもせずアヤメの壁を触りこう言った
瞬光「君は、寂しかったんだね?大丈夫だ!僕が君の友達になってあげる!
だけど!ここから出してくれないかな?」
アヤメ「嫌!あなたはずっとここにいて!嫌だ!ずっと!ずっと一緒にいて!」と固く閉まってた扉はさらに強く閉める
瞬光は落ち着き彼女の説得を試みる
瞬光「でも・・・・このままだと僕餓死しちゃうよ?」
アヤメは「え?」と驚いた声を出す
アヤメ「なんで?なんでそんな事を言うの?そんなに私の中は嫌なの?」
瞬光「ううん・・・・嫌じゃないよ
だって、ここの中にいるとね守られているって安心・・・するん・・・・だ」と声が微妙に途切れる事にアヤメは気づく
アヤメは「どうしたの?」と心配になって瞬光に声をかけるが反応が無かった
アヤメは慌てて呼びかける
アヤメ「瞬光くん!瞬光!ねぇ・・・返事をして・・・」と願っていると瞬光の声が聞こえました「あ・・・・て・・・」
アヤメ「あて?なんて?」
瞬光「あ・・・・け・・・て・・・」
アヤメはすぐに扉を開けて瞬光を出し、アヤメは元の姿に戻りました
瞬光「はぁーはぁー・・・・死ぬかと思った・・・」と息を大きく吸う
アヤメは「なんでそんなに苦しんでいるの?」と不思議に思い瞬光に聞きました
瞬光「完全密封だから、新鮮な空気が入ってこなくて息が出来なくなってた」
アヤメ「ごめん・・・・やっぱり、私はこんな事を望んではいけないのかな・・・・」としょぼくれていると瞬光が「そんなことないよ」と自信満々に言いました
瞬光「君は友達が欲しいんでしょ?だったら、仲良くお喋りしたりしたり、遊んだりして友達をたくさん作ろうよ!」
アヤメ「でも・・・・どんなお話がいいの?どんなふうに遊べばいいの?」
瞬光「まずは・・・・ついてきて!」とアヤメの手を引っ張る
アヤメ「わ!ちょ!まってよ!」と引っ張られるがままに瞬光についていきました
瞬光が向かった場所は、衣装屋に行きました
瞬光「お姉さ〜ん!お願いがあるんだけど!いい?」
女のミイラ「いいわよ」と手を握りグッと親指を立てる
アヤメ「え・・・・これは、何をすればいいの?」
瞬光「仮装をするところだよ!」
アヤメ「仮装?街の人が来ている衣装のこと?」
瞬光「うん!さぁ、選んで選んで!」とアヤメに服を選ばせる
アヤメ「ううん・・・・どれを着ていけばいいか分からない・・・・瞬光・・・オススメとかある?出来れば破れない物」
瞬光「う〜ん・・・・あ!オバケとかの布を被るやつなら行けるんじゃない!」
女のミイラ「それじゃあ・・・・これはどう!」
取り出されたものはオバケがお姫様のような衣装だった
アヤメ「これ・・・・いいかも・・・」
すると瞬光は「あ!笑った!」と私に言ってきた
私は無意識に笑っていたようだ・・・・恥ずかしかったので、顔を隠しながらその衣装を着た
女のミイラ「うんうん・・・・とっても似合うわよ!」
瞬光「あ・・・お代はいくらですか?」と僕は財布に手を差し伸べるがミイラさんは「お代はいらないよ」と断ってきた
女のミイラ「貴方のお陰で私のデザインは広がったの・・・・だから、貴方には感謝してるの!そのお礼としてその衣装はプレゼントするわ」
瞬光「あ・・・ありがとうございます」と頭を下げる
アヤメも瞬光を見て「ありがとうございます」と言って頭を下げる
2人はお礼を言った後店を出ました
瞬光「仮装したら・・・・次は、あの呪文を言うんだ!」
アヤメ「うん・・・・知ってるよ・・・トリックアートリートてましょ?」
瞬光「そう!あ!」となにか思いついたかのようにアヤメに言いました
瞬光「トリックアートリート!モルモト博士達の居場所を教えてくれないと悪戯するぞ!」
アヤメ「あ・・・うぅ・・・・それ、ずるい・・・分かった言うから・・・博士の居場所は・・・・」
瞬光「居場所は・・・・」とツバを飲み込む
すると、「ボカン」と爆発音が聞こえました
吸血鬼「か・・・火事だー!みんな逃げろ!」
ゾンビ「誰か!家の子ども達を助けてくれ!誰か!」
瞬光「僕が・・・・」
アヤメ「私が行く」と瞬光よりも速く言い火の中に入って行きました
アヤメは家の中に入り子ども達を探しました
女の子「うわぁぁぁん!熱いよお兄ちゃん!」
男の子「大丈夫だ!兄ちゃんが守ってやる大丈夫だから」と2人は火に囲まれていて他の子ども達もいました
アヤメ(一人じゃ全員救う事ができない!どうしよう)と悩んでいると「僕に任せて!」と瞬光の声が聞こえ後ろを振り返ると光が子ども達を、次々と助けてきましたが・・・・
瞬光「ラスト二人」と2人を助けようとすると足がガクッとしていました
瞬光の足は耐えきれませんでした
アヤメ「この子達は私に任せて!」と瞬光を家から出しました
魔女「ジャックさん!あと2人はどうでしたか!」
瞬光「僕の仲間が助けますのでご安心を」と燃える家をみて皆は不安を感じていました
ゾンビ「本当に大丈夫なんだよな?ジャックさん!私の子ども達は無事なんでしょうか・・・・」
瞬光「落ち着いて!きっと大丈夫ですから・・・・」とそのゾンビを落ち着かせていると家は崩れていきゾンビは大泣きしてジャックを責めようとしました
ゾンビ「助からなかったじゃないか!この嘘つきが!」とジャックを殴ろうとするとジャックは「落ち着いて・・・・あっちを見てご覧」と崩れた家を指をさすとアイヤンメイデンが一個立っていました
アイヤンメイデンが扉を開けると2人の子どもかわ出て来ました
ゾンビはすぐその子どもに、近づき生存確認をしたあと2人を抱きしめて安心した顔で泣きました
ゾンビ「あぁ・・・・良かった・・・本当に良かった・・・・ジャックさんすみません・・・あなたを責めてしまって」と深く頭を下げるゾンビ
瞬光「いえいえ・・・・大丈夫ですよ」
アヤメ「2人は無事で良かった・・・・」
アヤメ「それじゃあ・・・・帰るね!バイバイ」と手を振って去ろうとするが瞬光は「まだ、話してくれてないけど?」とアヤメを止めました
アヤメ「くっ・・・・モルモト博士の居場所は、『ヴィルン』て言う犯罪者達の街の所にいる以上じゃあ・・・」と立ち去ろうとする
瞬光「うん!教えてくれてありがとう!またね」とアヤメを見送りました




