「コンサートホール」
TVからCMが無くなったあの夜、2011年3月11日、東京ではオーケストラによるコンサートが催されていた。TVやネットでは津波災害や原発事故、帰宅難民の情報が飛び交っているなか演奏されたのは、グスタフマーラーの交響曲第五番。葬送をモチーフにした第一楽章から始まり、人間を讃える第五楽章で終わる大作であった。
集まった人達は何を思っていたのか、演奏者たちは何を思っていたのか、繰り返し交響曲第五番を流し震災の夜を書いた。
埋もれてはならない事実を発掘したとき、そこには必ず物語を見いだすことができる。
集まった人達は何を思っていたのか、演奏者たちは何を思っていたのか、繰り返し交響曲第五番を流し震災の夜を書いた。
埋もれてはならない事実を発掘したとき、そこには必ず物語を見いだすことができる。
チューニング
2017/08/22 00:54
(改)
第一楽章(拍動の早さで、厳粛に。葬列のように)
2017/08/22 00:56
(改)
第二楽章(嵐の如く、峻烈)
2017/08/22 00:57
(改)
第三楽章(力強く、速すぎずに)
2017/08/22 01:00
第四楽章(非常に遅く)
2017/08/22 01:01
第五楽章(ロンド、フィナーレ)
2017/08/22 01:02
アンコール ” ふるさと ”
2017/08/22 01:07