本番中!私も見せ場を作りたい!
そして今。
眩いばかりのスポットライトの下、私と美歩は、ポンポンを振って踊っていた。
スターたちのボウリングを見つめながら、ヒラヒラがいっぱいついた衣装を着て。
憧れだったボウリング・ガール。
今、私は夢の真只中にいる。
なんて追憶に耽っている暇もない。
一人目の人はすでに投げ終わって、私たちのところへ来るところだ。
いよいよ私たちの見せ場だ!
私は感じのいい笑顔で、ポンポンを振ってスターが来るのを待った。
腰をフリフリ、短冊をヒラヒラさせる。
その人は残念ながら、ストライクもスペアも獲得できなかった。
ということは、得点は1000点。
胸のヒラヒラが一枚取られる可能性が大だ。
できれば私から取ってほしいけど。
……あっ!
残念。
最初に取られたのは、美歩の方だった。
ペロンと、美歩の片方のおっぱいが顕わになる。
チラッと美歩は横目で私に合図して、えへへ、いいでしょ、という顔をした。
あーんっ。
羨ましいーっ。
スターたちから見て、美歩の方が手前にいるからしょうがないけど。
二人目のスターの人は、ストライクを決めて拍手喝采に見舞われた。
すごーい!
意気揚々と私たちのところへやってくる。
次は私、私!
私から取って!って思いながら踊っていたら、本当に私のところへやってきた。
やった!これで私もおっぱいを見せられる、って期待したんだけど。
その人はおもむろに私のパンツの方をまさぐると、10000点のヒラヒラをむしり取っていった。
誇らしげにそれをカメラに見せつける。
あーん、残念。
でも、ストライクは10000点だからしょうがないかあ。
ちょっぴりがっかりしたけど、私は何事もなかったみたいに、にこやかに踊り続けなくてはいけない。
ストライクが出るのは番組としても盛り上がるけど、私は次の人はストライクもスペアも出さないで欲しいな、なんて思ってしまった。




