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ボウリング・ガール  作者: 村上しのぶ


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2/7

フラガールの衣装を着て、いざ、テレビの収録へ!

数日後。

私のスマホに、オーディションの結果を知らせるメールが届いた。


私、自分一人で開封してみるのが怖くって、美歩と一緒に確認したの。

結果はというと……。


「やった!」

「もちろんね!」

大はしゃぎする私。一方、美歩は余裕を見せようとするのだけれど、どうしたって口元がニヤニヤしてしまう。

この嬉しさを隠すことなんて、できないもんね!



やったあ!これで憧れのボウリング・ガールだわ!

うー、今から収録が楽しみだあ!





そして収録日当日。

私と美歩は、テレビ局の楽屋でボウリング・ガールの衣装に着替えた。


「いよいよね。胸が高まるわ」

「そうね。この衣装を着ると、とうとうって感じよね」


ボウリング・ガールの衣装は、フラダンスの衣装みたいなものだけど、ちょっと違いがある。


下は水着のパンツの上から、ヒラヒラをたくさん付けて腰蓑みたいにする。胸にもヒラヒラが一枚ずつ。


あとはポンポンを両手に持って、いざスタンバイ完了だ。


「本番行きまーす!」

そこで本番の掛け声がかかった。


「さあ里奈、行くわよ」

「待ってました!」


私たちはスターたちが待つ会場へと出ていった。


スペシャル・ボウリングは、スターたちがボウリング対決をして楽しむ、という番組だ。


それぞれが倒したピンの数に応じて得点が入り、その合計点を競う。


投げ終わった人は、私たちボウリング・ガールのところまで来て、得点をゲットする。


得点は、賞金に見立てられており、お札を模した短冊状のヒラヒラした紙に金額が書かれている。


つまり1000と5000と10000と書かれた三種類がある、ということだ。


その中から、合計して自分が得た得点になるように、紙を取っていく。


どこから?

そう、私たちからだ。

得点が書かれた紙は、私たちボウリング・ガールの衣装にくっついているのだ。

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