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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達

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松本総理の家族構成

松本総理が話して聞かせた家族構成にテイルは、


「…ん?さっき息子は軍人で准尉階級だって言ってましたよね?という事は息子さんは二人共軍人で准尉階級なんですか?」


と、言って松本総理に尋ねたのである。

これに松本総理は、


「いえ、軍人は一人です。もう一人の倅はまだ学生です。今は中学二年ですな」


と、話して説明してきたのである。

これにテイルは、


「ええっと、アーシア?中学二年って何歳だっけ?」


と、言ってアーシアに尋ねたのであった。

この質問にアーシアは、


「確か十四歳だったかな?私達より年下だね」


と、言って答えたのである。

するとこの答えを聞いたテイルが、


「…十四歳か…。総理、弟君の方も軍人にするつもりですか?」


と、言って松本総理に尋ねたのである。

この質問に松本総理は、


「いえ、さすがにそれは。どちらか一人だけは政治家の道に進んでほしいと頼み込んで、それで弟の方が政治家の道に進んでくれそうだという事でようやく安心出来ました…」


と、安堵の溜め息を吐きながら答えていったのであった。

その松本総理の様子を見たテイルは、


「…そ、そうですか、それは良かったです。…でも私も女王をやってて思ってた事があるんですけど…二世議員ってちょっと…ちょっとな事がありません?」


と、同じようにこの話を聞いていたジェームズ皇帝に尋ねたのである。

これにジェームズ皇帝は、


「…うん、まぁ、その、あれだな、あれな二世議員もいるにはいるな…」


と、物凄く言い辛そうにテイルの言葉に同意したのであった。

その様子にテイルは、


「…え~と…話し辛いですかね?」


と、ジェームズ皇帝に話し掛けたのである。

これにジェームズ皇帝は、


「…まぁ、隣にその問題に直面していそうな人物がいるので話し辛いは話し辛いですね…」


と、松本総理を見ながら話したのである。

その行為に松本総理が咳払いをして応じるとテイルが、


「…そうですか。それではこの話題はこの辺りで終わりにして家族構成の雑談に戻りましょうか?」


と、言って周りのみんなに尋ねたのであった。

それに全員が、


「そうですね、そうしましょう」


と、言ってきたのでテイルは、


「それでは雑談に戻りましょう。次は誰が話しますか?」


と、言って周りを見たのである。

するとその中から松本総理が、


「まだ妻と母の話が終わっていないので私が話しましょう。私の妻は…」


と、言って自身の妻について話そうとしたところで突然部屋の扉が開いてファルンが入ってきたのである。

そうしてファルンはその場にいるメンバーに、


「皆様失礼致します。ただいま天皇陛下が到着されました。間も無くこちらにこられます」


と、言って天皇が到着した事を全員に伝えたのであった。

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