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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達

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十倉寺司令の家族構成

遅くなりました…。

ごめんなさい…。(土下座)

十倉寺司令の言葉を受けてテイルは、


「…そうでしたか…病死と老衰ですか…」


と、呟いた後で、


「…奥さんと娘さんは何をしているかって…聞いていいんですかね?」


と、言って好奇心から十倉寺司令に尋ねたのであった。

これに十倉寺司令は、


「それも構いませんよ。妻は普段は主婦をしていて私が頼んだ時だけ軍に参加してもらっています」


と、言って説明するとここまで黙って聞いていて何も言わずにいたアーシアが、


「…なんでそんなややこしい事をしてるんですか?」


と、言って尋ねたのである。

この質問に十倉寺司令は、


「妻は結婚する前に軍人をしていましてな、結婚した後も軍人を続けていたのですが、妊娠したとわかった時に強引に軍人を辞めさせたのですよ。その辞めさせた時に子供が生まれたら復職すればいいと言っていたんですが軍人を辞めた後の穏やかな生活がすっかり馴染んでしまって、今ではこちらから頼まないと軍に参加してくれなくなってしまったのでこんなややこしい事になったのですよ」


と、言ってその場の全員に向けて丁寧に説明していったのである。

するとこの説明を聞き終えたテイルが、


「奥様の事はわかりました。ですので娘さんの事を聞いても良いですか?」


と、尋ねていったので十倉寺司令は、


「大丈夫ですよ」


と、言って了解するとすぐに、


「娘も軍人をやっています。所属は海軍で階級は大尉です。父の私が言うのもなんですが優秀な軍人で色々と助かっています」


と、言って娘の現状を話していったのである。

そんな十倉寺司令に松本総理は、


「いいですなぁ司令のご息女は才知に恵まれていて…。うちの倅はまだ准尉で止まっているので…。全く羨ましい限りですなぁ…」


と、言って十倉時司令を眺めたのであった。

その言葉に十倉時司令は、


「私の娘は私自身が厳しく指導しているのでその影響もあると思います。…大臣もご子息を軍人ではなく政治家の道に進ませて大臣みずから厳しく指導された方が良かったのでは?」


と、話したのだが、松本総理は、


「私もそうしようとしたんだがね、本人が軍人が良いと言って聞かんでね…。まぁ、そんなわけで愚痴になってしまったが、この流れで私の家族構成を話して良いのかな?」


と、言ってテイル達を見回したのであった。

それにテイルは、


「ええ、お願いします」


と、言って松本総理に発言させたのである。

こうして松本総理が自身の家族構成を話し始めたのであった。


「それでは、私の家族構成を話します。まずは私と妻、そして母、後は息子が二人の五人家族ですね」


松本総理はそう言って自身の家族構成をこの場の全員に話したのである。

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