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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達

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サクラメントに向けて

アーシア達とワイバーンの腕を回収したテイルはアレックスに、


「お待たせしました。用事は終わったので早速サクラメントに向かいましょう」


と、声を掛けて出発の準備が出来た事を伝えたのである。

これにアレックスは、


「了解致しました。それでは早速出発しましょう」


と、言って空に浮き上がっていったのである。

これにテイルも続いて空に浮き上がり、エスコート役のアメリカ空軍部隊と同じ高度まで到達したところでアレックスが、


「それでは出発します。テイル陛下は我々の後ろに着いてきて下さい」


と、テイルに話すと、部隊員全員に、


「出発!!」


と、号令を出してサクラメントに向けて出発していったのである。

これにテイルも続いてワイバーンを出発させて、


「それじゃどの機体でも良いから後を着いていくか」


と、言ってアレックス達に先導してもらいながらサクラメントに向かうのであった。

その道中でテイルはアーシアに、


「ねぇアーシア、ちょっと聞きたい事があるんだけど、いいかな?」


と、声を掛けたのである。

これにアーシアは、


「ん?別に良いけど何?」


と、聞き返したのでテイルは、


「あのアレックスって人はどんな人なの?」


と、アーシアに尋ねたのである。

この質問にアーシアは、


「…もしかしてこの質問の為に私をワイバーンに乗っけたの?」


と、聞き返したのであった。

これにテイルは、


「まぁね。別行動になったら気軽に聞けなくなっちゃうからね。それでどんな人なの?」


と、言ってアーシアの質問に答えるともう一度アレックスの人物像を尋ねたのであった。

これにアーシアは、


「…そうだね、真面目でお堅い職業軍人って感じかな。うちで言うとティルダイアと似たようなタイプだね」


と、答えたのでテイルは、


「あー、なるほど。ティルダイアさんと似てるんだ。それじゃ融通効かなそうだね」


と、少し失礼な反応をしたのだがアーシアは、


「私の感想としてはティルダイアよりも融通は効くと思ってる。ティルダイアはがっちがちだからねぇ」


と、答えたのでテイルは、


「そうなんだ。…でもそれじゃティルダイアさんの評価が可哀想な事になるわね…」


と、最初にティルダイアを融通が効かないと言った人物とは思えない発言にアーシアは、


「…最初にティルダイアを融通が効かなそうって言ったのはテイルだけどね」


と、指摘した上で、


「それでアレックスさんの評価の続きだけどアメリカ空軍最強のパイロットで、アメリカ軍全体で見ても最強クラスのパイロットっていう評価で間違い無いかな」


と、言ってアレックスを評価したのである。

これにテイルは、


「…へぇ、アメリカ軍最強クラスか…。これは凄い人物がエスコートしてくれてるんだねぇ…」


と、言ってアレックス機に目を向けたのであった。

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