ロッキー山脈上空での戦闘の終結
テイルの言葉にアレックスはトーリア機とキャンベル機を見ながら、
「…あれが仲間かどうかは悩むところですが部下ではありません。先程も話しましたが我々の所属は空軍であり、あれらは海兵隊の所属ですから」
と、テイルに説明したのである。
そしてアレックスはトーリアとキャンベルに、
「わかっているだろうがこちらはアメリカ空軍第24特別戦術飛行隊だ」
と、言って、続けて、
「お前達に陛下の命令を伝える。直ちに戦闘を中止して所属基地に帰れ。以上だ。すぐ行動に移ってもらおうか?」
と、トーリアとキャンベルに告げたのである。
これにトーリアは、
「ふざけるな!ようやくもう少しでテイルをぶっ殺せるところまで追い詰めたんだぞ!?そんな命令に従えるか!!」
と、言ってアレックスにぶちギレたのだが、アレックスは、
「陛下からはお前達が命令に従えないようならこの場で即座にお前達を撃墜して良いという許可ももらっている。従えないと言うなら撃墜するだけだ」
と、トーリアに言い返したのであった。
するとその言葉にトーリアは、
「ふざけるな!!やれるもんならやってみろ!!それに俺達はアメリカ軍に入る時にフェリアシティ軍と接触した時は好きに行動して構わんとの許可ももらっている!!その許可を無視するのか!?」
と、アレックスに叫んだのであるがアレックスは、
「知らんな。それに陛下はそんな許可の事は一言も口にしてはいなかった。…その許可は誰から得た許可だ?」
と、言ってトーリアに聞き返したのであった。
アレックスの言葉にトーリアは、
「海兵隊司令のマイク・クレイトン中将だ!許可証もある!」
と、答えてモニター越しに許可証を見せたのである。
それにアレックスは、
「…一つ聞くがクレイトン中将は陛下よりも上の立場の人物か?」
と、言ってトーリアに尋ねたのである。
この質問にトーリアは、
「そんなわけがあるか!どう考えても皇帝が上だ!」
と、答えた為、アレックスは、
「ならば陛下の命令を聞いて直ちに基地に帰れ。それが嫌ならこの場で叩き落としてくれる!さあ基地に帰るか撃墜されるか、どちらか選べ!!」
と、言ってトーリアに選択を迫ったのである。
これにトーリアは、
「……くっそおおおおぉぉぉぉ!!!!…キャンベル!!退くぞ!!」
と、言ってキャンベルを連れて帰っていったのである。
その光景を見届けたアレックスはテイルに、
「これでもう大丈夫です。ここからは我々が責任を持ってテイル陛下とアーシア殿下、それにファルン嬢をサクラメントまでエスコート致します」
と、話し掛けてきたのであった。




