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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達

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ロッキー山脈上空での戦闘 その五

ファルンをワイバーンに乗せたテイルにトーリアが、


「テイル、沈めー!!」


と、叫びながらレーザーライフルにレーザーキャノンを乱射しながら接近してきた。

それにテイルは、


「ファルンさん、多分相当に無茶な操縦になるのでしっかりと何かに掴まっていて下さいね?」


と、言ってワイバーンを急速発進させたのである。

そしてテイルは、


「とりあえず距離を離しながらの牽制射撃でアーシアと合流しないと…」


と、言ってトーリア機にレーザーライフル二挺撃ちを始めたのである。

一方でその攻撃にトーリアは、


「一応進化はしてるらしいがまだまだ最新型には追い付けてないな!」


と、言うと魔導シールドを展開させてワイバーンのレーザーライフルを弾ける事を確認、ほとんど避けるという行動をしなくなり直線的にワイバーンを追い始めたのであった。

これにテイルは、


「ライフルの出力が低い!それに機体速度も向こうが上!どうする!?」


と、言って焦りの色を浮かべ始めたのである。

こうしてテイルとトーリアの戦闘がトーリア有利で進んでいる中、アーシアとキャンベルの戦闘もキャンベル有利で進んでいた。


「この!当たれ!墜ちろ!」


こう言いながらレーザーライフルを撃つアーシアに対してキャンベルは、


「…時代遅れが無駄な努力を…」


と、言ってシルフのレーザーライフルを魔導シールドで弾きながらシルフに接近戦を行おうと近付いていったのである。

そんなキャンベルにアーシアは、


「墜ちろって言ってんでしょ!それと近付くな!ファイアボール!」


と、言ってレーザーライフルでの射撃に加えて魔法攻撃も織り混ぜて戦い始めたのであった。

これにキャンベルは、


「ちっ、魔法はやっかいだな。だがまあ…」


と、感想を言って、


「食らえ竜闘気!!」


と、叫んでアーシアに竜闘気を放ったのである。

しかしアーシアは、


「それは私には効かないよ!続けてネオヒューマン能力発動!ホーミング付与!」


と、言うとキャンベル機に背を向けて全速力で逃げながらレーザーライフルとファイアボールを連射していったのである。

するとシルフが放ったレーザーライフルとファイアボールの全てがキャンベル機に向かっていったのである。

それにキャンベルは、


「…そう言えばお前もハイエルフと人間の混血だったな…。なら竜闘気は効果がないか…。仕方ないな…」


と、言って竜闘気を止めると魔導シールドを最大パワーで展開させてレーザーライフルとファイアボールを防ぎながらシルフを追い始めたのである。

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