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多元世界戦記 ~テイル奇譚~   作者: 篠原2
第一章 外交とかつての仲間達

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アメリカ合衆帝国上空 その二

途中で何度かの休憩を挟みながらカリフォルニアに向けて順調に飛行しているテイル達はロッキー山脈に差し掛かろうとしていた。


「もうすぐでロッキー山脈だね~」


「ふ~ん、ここが…。結構有名なところだよね」


「そうだね~。ここを越えたらカリフォルニアまでもう少し…では無いけどだいぶ残り少なくなるよね」


「そっか。…ファルンさんはまだ休憩しなくて大丈夫?山脈越えになると休める場所が少なくなると思うんだけど…?」


「大丈夫です。まだまだ元気ですよ」


「そう?それならこのまま山脈越えするけど…。アーシアも大丈夫?」


「私は大丈夫。このまま一気にロッキー山脈を越えちゃおう!」


「…ふふっ、わかったよ。ファルンさんも大丈夫ですね?」


「はい、大丈夫です」


「了解です。それじゃ行きますよ!」


と、なって会話が終わったところでテイルがゴーサインを出してロッキー山脈の上空に入っていったのである。

そうして順調にロッキー山脈を越えていったテイルのワイバーンに突如警報音が鳴り響いたのである。


「警報!?なんで!?」


突然叫んだテイルにアーシアが、


「何!?テイルどうしたの!?」


と、通信回線を開いて声を掛けた。

それにテイルは、


「わからない!でもワイバーンが警報を出してる!何かがどこかから来る!」


と、アーシアとファルンに通信を行ったのである。

これにアーシアは、


「魔力反応は感じないけど…」


と、言ってテイルに問い掛けたのであった。

これにはテイルも、


「私も魔力は感じない。たぶん気付かれないようにしてるんだとは思うけど、でもワイバ」


と、言っている途中でワイバーンの警報音が変化したのであった。

これにテイルは、


「!!…攻撃された!!回避!!」


と、アーシアとファルンに叫んだのであった。

これにアーシアとファルンはすぐに反応して、


「「了解!」」


と、返事をして回避行動を行ったのである。

そうした三人のマシンアーマノイドのあった位置に高出力のレーザー光線が通っていったのである。

これにテイル達は、


「ちょっと何よ今のレーザーの威力は…」


「あの出力は並みのレーザーライフルじゃないわね…」


「危なかったですね…。テイル様が言ってくれなければ直撃していました…」


と、それぞれに言って感想を話したのである。

そんなテイル達に今度はワイバーンだけでなくシルフとジルフェも反応して警報音を響かせたのであった。

これにテイル達は、


「第二射!来る!回避!!」


「「回避!!」」


と、言って第二射も避けたのであった。

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