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転生したらそこは・・・  作者: 天地人
5/12

5 初依頼

受付で待って数分後、レナさんが戻ってきた。


「レイさんのランクがCランクに決まりました。」


「そうですか。確か一つ上のランクまでの依頼なら受けていいんですよね?」


「そうですけど、Bランクの依頼を受けるんですか?」


「ええ。何かありますか?」


「まぁ、先ほどの模擬戦を見た限り大丈夫だと思いますけどね。古代の祠という祠があるのですがあるのですがそこの周りが最近魔物が異常に多いのです。その調査が依頼内容です。」


「わかりました。では、それで。」


「はい。気をつけてくださいね。」




場所を聞いて、出発すること3時間、そろそろ祠だという時にゴブリンの群れと遭遇した。全部で4.50体くらいいる。とりあえず、リーダー格らしきゴブリンを鑑定した。



【ステータス】

ゴブリンソード

魔物

レベル28


HP 150

MP 40

STR 130

DEF 100

AGL 100


スキル

剣術 Lv5

統率



➖統率➖

魔物オリジナルのスキル。自分の同種族の統率を取る。



ゴブリンソード、Cランクの魔物だな。でも、Cランクにしては強い気がする。どういうことだ?


「「「グアアアァァァァ!」」」


雄叫びをあげながらこちらに襲いかかってきた。


「とりあえず、『プレッシャー』からの『アイスボックス』」


まず、重力魔法の3倍でゴブリンたちを膝をつかせ、すかさず氷の中に閉じ込めた。


「仕上げだ。『アイスクラッシュ』」


魔法とはイメージ次第で、どのような事象も起こすことができる。アイスクラッシュは氷を粉々にするするイメージをした。それによってゴブリンは砕け散った。


俺は初めて魔物を倒した。なのでステータスを見るのがワクワクする。さらにフォースイーターによってもたらされる恩恵も気になっている。ワクワクしながらステータスを確認した。


【ステータス】

レイ

人間

レベル26


HP 1300

MP 1100

STR 1100

DEF 900

AGL 1000


スキル

剣術 Lv10

拳術 Lv8

柔術 Lv9

火魔法 Lv6

水魔法 Lv6

風魔法 Lv9

土魔法 Lv4

雷魔法 Lv9

氷魔法 Lv10

身体強化 Lv9

詠唱破棄


ユニークスキル

レベル促進

フォースイーター

全魔法適性

完全鑑定

完全偽装

重力魔法



おー。強くなったな。しかもレベルが急上昇。ラッキーだな。でも、これからは面倒はもういいし飛ぶか。


「『フライ』」


これが風魔法のレベルが高い理由。魔法があると知った時やってみたかったことがある。それがこの魔法。名前でわかると思うが空を飛ぶ魔法だ。やっぱり、魔法を使えるならやっぱり空を飛びたいよな。


それはさておき、これ以上戦闘があると、帰る時日が暮れそうなので急ごうかな。


「おっ、あそこか。」


それらしき祠を見つけた。とりあえず入ってみるかな。


中は真っ暗だった。


「イメージ、イメージ、『ライト』」


【ステータス】

レイ

人間

レベル26


HP 1300

MP 1100

STR 1100

DEF 900

AGL 1000


スキル

剣術 Lv10

拳術 Lv8

柔術 Lv9

火魔法 Lv6

水魔法 Lv6

風魔法 Lv9

土魔法 Lv4

雷魔法 Lv9

氷魔法 Lv10

光魔法 Lv1

身体強化 Lv9

詠唱破棄


ユニークスキル

レベル促進

フォースイーター

全魔法適性

完全鑑定

完全偽装

重力魔法


ステータスを確認すると、光魔法があった。新しく習得に成功したようだ。

明るくなったので奥に進んだ。すると、そこには伝説にもなるような魔物がいた。魔物であるはずなのに、どこか神々しさがある。そんな魔物を我々はこのように表現する。


「幻獣、だとっ!?」


幻獣はそこらの魔物など相手にならないほど強い魔物だ。戦闘になった時のために、急いで俺は鑑定した。


【ステータス】

ーーーーー

フェンリル

Lv137


HP 1600

MP 1800

STR 1200

DEF 1000

AGL 1500


スキル

氷魔法 Lv10

爪術 Lv9

身体強化 Lv9

詠唱破棄

擬人化



➖擬人化➖

魔物オリジナルのスキル。高位の魔物が擬人化できる。なお、その魔物は人間と同じ体の構造になる。ステータスに変動はない。



こいつはやばいな。本気でいかなければ負ける。


「誰だ、何の用ですか?」


フェンリルが話しかけてきた。っていうか話せるのかよ!


「俺は冒険者なので依頼できました。最近ここらの魔物が強い上にかなり集まっていると聞いたので。」


「お前のような子供にか?」


「俺はこう見えても結構強いと思いますよ?多分だけど。」


「まぁいい。魔物の理由だったか?私が集めたのだ。」


「何のためにですか?」


「戦うためだよ。まぁ、俺が幻獣だと分かると全員逃げるがな。」


「どうやって集めたんですか?」


「別に意図したものではない。偶然通りかかった人間が持っていた袋を切り裂いただけじゃ。先に言っておくが、私からしかけたわけじゃない。向こうが斬りかかってきたのだ。」


「っで、その袋が魔物をおびき寄せるアイテムだったと?」


「そういうことだ。」


「ありがとうございました。ご協力感謝します。」


「なぁ、感謝なぞいらんから勝負せんか?」


「メリットがないじゃないですか。嫌ですよ。」


「メリットが欲しいのか?なら私に勝てたら命令を一つ聞いてやろう。」


「いやいいですから。やりませんから。」


「なら、一方的にやるからいいぞ?はぁぁぁ!」


そう言って、爪で斬り裂こうとしてくる。

俺は取り敢えずミスリルソードを抜いて腕を斬り飛ばそうとしたが、避けられてしまった。


「ほう、私の全力についてくるか。やるではないか。では、これでどうだ?『アイスランス』」


フェンリルが魔法を使ってきた。アイスランスは氷でできた槍で相手を串刺しにする魔法だ。しかもさすがLv10と言うべきか、一撃必殺の威力がある攻撃が10個以上。


「さすがフェンリルですね。『アイスクラッシュ』」


すかさず氷を砕く。


「なんだ、お前も氷魔法を使えるのか?しかもかなりの威力。強いというのは本当らしい。」


「じゃあ、諦めてくれないですか?」


「それは無理な相談だ!『ブリザード』」


吹雪が吹き荒れる。そして徐々に体温が奪われていくのを感じる。


「寒いですね。『ヒーター』」


「なるほど。体温を削って徐々に押していこうと思ったが火魔法まで使えるとは。」


「では反撃しますよ!『ライトニング』」


「ぐっ!雷魔法だと!?お前、何種類の魔法が使えるんだ!?」


雷魔法の利点は速さにある。それともう一つ。


「くっ!体が麻痺をしたか?」


そう、麻痺である。これにより相手を鈍らせる。


「はい。俺の勝ちですね?」


そう言って俺は麻痺でできた一瞬の隙にフェンリルとの間合いを詰めて、首に剣を添えた。


「あなた、強いのね!すごいわ!私に勝てるなんて凄いじゃない!」


なんか口調が変わりましたね?


「あの、口調が変わってますよ?」


「あー。こっちが素なのよ。そんなことよりあなた強いわね。本当は子供じゃないの?!」


「いえ、俺は6歳ですよ。」


「6歳でこんなに強いなんて、世の中わからないわね。」


「それでは俺のお願いですが、特にないので自由にしてください。」


「なら、私からお願いしてもいい?」


「?はい。どうぞ?」


「私の主になって!」


「えっ・・・・・・?」


「だから、私の主になって欲しいのよ。私何でもするわよ。料理とかはできないけど、夜伽とかなら。


「いや、俺は無理やりそんなことをさせたりは。」


「私がしたいの。お願い!」


「・・・・・・本当に俺なんかでいいのか?」


「あなただからよ。」


「・・・・・・・・・・わかった。これからよろしく頼む。」


「Yes,my master.」


「普通でいいよ?」


「わかったわ。レイと呼んでもいい?」


「ああ、いいよ。」


「じゃあレイ、私に名前を頂戴?」


「名前か?そうだな。」


フェンリルは一応、狼みたいなものだろ?狼と言ったら月か?


「ルナ。どうた?」


「ルナ、ルナ、いい。いいよ!ありがとう、レイ。」


「いいよ。気にしなくて。それじゃあ、ギルドに戻って報告しようか。」


「手伝うよ!」


「ありがとう、ルナ」






ギルドに戻った時は夕方になっていた。


「あっ、レイさん終わったんで・・・・・誰ですか?その人。」


「ルナです。この人のことも一緒に報告します。」


「ではこちらに来てください。ギルドマスター室へ案内します。」


どうやら、ギルドマスターに報告するらしい。面倒にならない事を祈ろう。

冒険者のランク

F、E 初心者

D〜B 一人前

A、S 超人

SS 化け物

SSS 正体不明


SS以上は現在おらず、歴史上一人だけSSまで手をかけたものがいたらしい。

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