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転生市民  作者: 温めたサラダ&カットされたトマト
8/11

7話 ーTURNING POINTー

「次は防具…っと、ここか。」

着いた店の名は、防具店、『フェアエリス』

「いらっしゃい!防具揃ってるよ!」

「う〜ん…兄さん、良いのあります?」

「そうだな…あれとか良いんじゃないか?」

指差したものは、正に騎士!って

感じじゃなく、オシャレだった。

「これもこれでありですね。

 僕はこれにしようかな…」

「お!決まったか!

 よ〜し値段は…4万プルト!!??」

「たっ…高い…」

その頃ミラナは

自分に合った防具を見つけていた。

「お兄さん〜!」

「ん、決まったか?」

「はい!決まりました!」

そう言って差し出した物は、

見るからに高そうなもの…

「…値段は…?」

兄さんが恐る恐る聞いた。すると、

「えーと、2千プルト!」

「ッ……マジかよ…」

-------------------------------------------

「はぁ…俺の小遣い…」

「高いの買わされたね〜!」

「おまっ…笑い事じゃねぇぞ!」

「そこのお方!」

兄が返事をした。

「ん、俺か?」

「そうです、貴方のお連れの方、」

その老婆が指差したのは、俺。

「〜♪……えっ…僕?」

「来てください。

 言うべきことがあります。」

「待て!危ない!」

「そうですよ!ほっといて行きましょう!」

2人はそう言ってきた。

いつもの僕なら、分かった。行かない。

と言うが、今回は違う。

「分かった、行こう。

 ただし、行くのは僕だけだ。」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「そんで、こんなところに連れてきて、

 何のよう?」

そこは、長年放置された、

"道場"のような場所。

「貴方…剣聖の息子さんですね?」

「ッ…!?」

俺はその言葉に、剣を構えた。

「図星ですか。

 いやぁ…まさかそうだなんて。」

「お前の正体は分かっている!

 お前は…前期魔王!」

そういうと、その婆さんは、姿を変えた。

無邪気な子供のような姿に。

「…分かってたんだ、

 なら、戦うしかないよね。」

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