表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アニマルたちのほのぼの物語  作者: 神通百力


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

41/50

カメ蔵はあの子とのろのろ歩く

 一匹のカメ――カメ蔵は湿地の上をのろのろと歩いていました。

 ゆったりとしたスピードで歩いていると、斜め後ろからいきなりメスのカメが現れ、驚いたカメ蔵は思わず甲羅に閉じこもってしまいました。

 すぐにカメ蔵は甲羅から出ましたが、恥ずかしさのあまり顔を赤らめてしまいます。

 そんなカメ蔵の反応にあの子はクスリと笑いながら、驚かせたことを謝ってきました。カメ蔵はあの子を許しました。恥ずかしくて、すぐにその場を立ち去りたかったからです。

 それがきっかけでカメ蔵はあの子と会話を交わすようになりました。最初は他愛のない会話でしたが、徐々にプライベートなことも話すようになったのです。

 交流するうちにカメ蔵はあの子に惹かれていきました。会うたびに、あの子への思いは強くなっていきます。

 カメ蔵はのろのろと歩きながら、チラリとあの子に視線を向けました。それに気付いたあの子はカメ蔵を見つめ返します。

 カメ蔵とあの子はしばらく見つめ合った後、キスをしたのでした。

感想頂けると幸いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ