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ゾウ斗はあの子と水を飲む
一匹のゾウ――ゾウ斗は川で水を飲んでいました。
無我夢中で水を飲んでいると、足音が聞こえました。ゾウ斗は足音がした方向に目を向けます。メスのゾウが川に鼻を突っ込んで水を飲んでいました。
見惚れていると、ゾウ斗は足を滑らせて川の中に落ちてしまいました。慌てふためくゾウ斗をあの子は川の中から引き上げてくれました。
ゾウ斗はあの子に感謝を述べました。それからというもの、ゾウ斗はあの子と一緒に水を飲むようになりました。一緒に水を飲む時間はとても楽しいものでした。
ゾウ斗はあの子のことが好きになりました。一緒に過ごすうちにもっとあの子といたいという気持ちが強くなっていったのです。
ゾウ斗は水を飲むのを中断し、あの子をジッと見つめました。
“あなたのことが好きです、ずっと側にいてもいいですか”
あの子は照れくさそうな表情を浮かべながらも、頷いたのでした。
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