蓮華さんにプレゼント
今日はゴールデンウイーク二日目!初日は祐奈さんの家にカチコミに行ってたからね。
何をしようか悩んでいたんだけど前々から言っていた蓮華さんを労おうの会をやろうと思います!
蓮華さんにはとってもお世話になってるからね!
遅くなる連絡をしなかったり、急に送り迎えお願いしたり、人を勝手に乗せたり、、、、、」
肝心の何をやるのかだけどとりあえずデートをしてプレゼントを買うって方向でいいかな。
そうと決まれば早速誘いに行こう―
ベットから飛び起き、階段を駆け足で下る。
「蓮華さーーーーーん」
リビングを開けると蓮華さんがソファでコーヒーを飲んでいる
「何でしょう」
「お出かけしましょう」
急に言われても表情を崩さず、淡々と返事をする
「はい。わかりました。先に伺っておきたいのですが、誰とどこにでしょうか」
「蓮華さんと二人っきりでショッピングモールに!!」
今一瞬蓮華さんの表情が崩れたような、、、気のせいか
「わ、わ、わ、わかりました。急いで準備をします」
「準備が完了しました。」
「じゃあいきますか」
そう振り返ると少し顔の赤い私服姿の蓮華さんがいた。
かっかわいすぎ!!普段スーツしか見たことなかったからギャップでやられるぜ。
祐奈さんと二人で車に乗り込む。
「あれ今日は他の護衛の人はいないんですか?」
「デートなので」
そう言い切った祐奈さんはまたもや顔を赤くしていた。
「つきました」
車を降り、建物の中へと入る。
大翔がそっと手を出す。
「何ですかその手は?」
「今日はデートなので手を繋ぎましょう」
少し間が開いて
「は、はい」
蓮華さんが手を繋ぐ。
「最初はどこに行きますか?」
「大翔さんの行きたいところでいいですよ」
「うーーんじゃあ雑貨屋でも行きますか」
そういって蓮華さんの手を引く。
「蓮華さんこのキーホルダーとこのキーホルダーどっちが好きですか」
「うーーんこっちですかね」
蓮華さんがピンクのイルカの方を選ぶ
「じゃあ僕がこっちの青を使うんでこれでおそろですね」
一瞬蓮華の思考が停止する。
「お、お、おおおおおそろですか!?」
「そうですけど。やっぱり青がいいとかあります?」
「い、いやぴ、ピンクでいいです。」
「じゃあこれプレゼント」
「お、おかねは?」
「実は蓮華さんがさっき商品見てる隙に買っちゃいました。」
「てててて、てことはおごごごりってことですか?」
「いつものお礼ってことで」
蓮華さんは終始焦っていた。少し敬語が崩れている蓮華さんを見るのはとても新鮮だった。
「じゃあ次はアクセサリーを見に行きましょう!」
蓮華さんの手を引っ張る
「ひ、ひひっぱらないでくださいーー」
その後もアクセサリーショップでネックレスをアパレルで服をプレゼントした。
まぁ全部お小遣いなんだけどね。
プレゼントされた蓮華さんはとてもテンパっていて、いつもとのギャップがたまらん!!




