表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
愛されるより殺したい ~恋愛リアリティー・デスゲーム~  作者: 結城 からく


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1/5

第1話 前編

 夕暮れの砂浜。

 そこには水着姿の男女が向かい合っていた。

 ビキニを纏う優子は、頬を赤く染めて男に告げる。


「私、実は隆斗君のことが……」


「優子ちゃん……」


 隆斗が腕を回そうとする。

 刹那、優子の隠し持っていたナイフが隆斗の腹に突き刺さった。

 豹変した優子は殺気を剥き出しにして叫ぶ。


「ずっと殺したかったのォッ!」


「てめェッ!」


 激昂した隆斗は、優子の頭を金槌で殴る。

 優子は衝撃で呻いて転倒した。

 そこに隆斗が執拗な打撃を繰り返す。


「尻軽女が! お前が! 他の男と! ヤッてんのは! 知ってるんだよ!」


 ヒステリックに叫ぶ隆斗だったが、その動きが唐突に止まる。

 彼の首にナイフが深々と突き立っていた。

 柄を握る優子は、わざと捻じるようにして刃を引き抜く。

 迸る鮮血が砂浜を真っ赤に染め上げた。

 隆斗は呆然とした表情で首に触れる。


「うえっ」


「黙れよ、クズ男。ペラペラとうるせぇんだよ!」


 怒鳴る優子が隆斗の右目を刺した。

 そこから彼を押し倒すと、高笑いしながらナイフで滅多刺しにする。

 隆斗は必死に抵抗しようとするも、やがて力尽きて動かなくなる。


 死体に跨る優子は夕空を見上げた。

 血みどろの顔で彼女は笑う。


「あはっ、はははははははははははははは」


 間もなく優子は吐血し、そのまま倒れて息絶えた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ