叶えてやる
難しい。二人称がばらばらになってしまうぅ。
よろしければどうぞ。
(え・・・?)
「混乱してると思うが事実だ。お前・・・いや星、俺も最初は混乱したし、飲み込めるまで時間がかかった。まぁ、ゆっくり思い出してみろ。」
険しい表情で未来は言った。
(僕は・・・僕は、いつものように明と姉さんとおはようって言い合って。そして、タカや喜月さん、クラスの皆と授業を受けて。笑いあって。先輩たちとサッカーして、今年こそは、全国大会出場だって。そのあと帰り道で・・・タカに、タカに会って。・・・そう、前で女の子が転んで。大丈夫か?ってタカが駆け寄って・・・そしたら、車がすごい勢いで来て、そしたら、そしたら。)
「思い、出したみたいだな。」
(・・・死んじゃったのか、僕。)
「死んだよ。橘 星。」
(・・・ねぇ、最初から思ってたんだけど、驚きで聞きそびれてたことなんだけど、君は、僕を知ってるの?)
「・・・あまり、驚かないんだな。いきなり死んだって言われて。」
(驚いてるよ。だけど、そのことについて考えたら、多分僕考えすぎてしまうだろうし、未練はあるけど、起こったことは覆せないしね。たんに切り替えが早いだけだよ。)
「そう・・・か。
質問に答えよう。なんで、知ってるか?だったか。まぁこれは話の本題にも関わる、さっきも言ったが俺は回りくどいのは嫌いだ。いっきに説明するぞ、良く聞いとけよ?」
(うん。大丈夫。)
「まずなんで知ってるかだが、それは聞いたからだ、俺も信じてなかったが、自称[神様]にな。」
(か、神様!?いるの!?)
「話を切るな!」
(あ、あぁ。ごめん)
「まぁいい。続き、話すぞ?自称神様とやらが、俺のところに来てな、「これから、橘 星という黒髪の君と同い年の子がここに来る。よくしてやれ。」って言ってな、半信半疑だったがお前は来た。それがお前を知ってる理由だ。」
(あれ?でも僕の体は、見えないはずじゃ・・・?)
「あぁ、それはな。前に言った夢だからっていうので、納得してくれ。俺も詳しくはわからない。」
(う、うん。分かった。)
「・・・で、だ。ふぅ。やっと本題が話せる。それはな、星、さっき、未練があるって言ったな?」
(え、うん。あるよ。未練。)
「それは良かった。」
すると未来はニヤリと笑った。
(嫌な予感がする・・・!!)
「ま、そう構えんな。悪い話じゃないさ。
星、もし俺に協力してくれるなら、お前の未練。叶えられる範囲なら叶えてやる。」
読んでくれた方、ありがとうございます。




