対砲兵戦 用意!
ウクライナ支隊は、砲兵火力の点でも、ソ連軍に負けていない。
ソ連軍の準備射撃は激しいが以前より短くなっているようだ。
これは補給状態の他にも、シュトルヒや3式指揮連絡機のおかげでうっかりしてると、たちまち観測され、航空攻撃くらうわ、対砲兵戦を挑まれたりロクなことにならないからだそうな。
尚、わが日本陸軍も、少なくともこの戦場においては、ソ連軍に対して互角の対砲兵戦を展開できている。
かってノモンハンなど、古くは日露戦争でも射程や発射速度なんぞで、不利な戦いになることが、多かったのだが、今回は、装備している砲が、ソ連からの捕獲品が多数あるからだ。
迫撃砲も、ソ連式の82ミリを活用している。
これは他国で一般的な81ミリの弾は撃てるが、他国ではソ連の82ミリは撃てない、せこいやつである。
幸い、82ミリの迫の弾も不自由していない。
またでっかい120ミリ、ドイツ軍も使ってると言う重迫は威力も大きいため、捕獲したアメリカ製トラックで牽いて活用している。
重砲で重宝しているのは、152ミリ榴弾砲である。ソ連軍のように対戦車用に使ってみた(陣地前に突撃されたため、対戦車自衛戦闘として)ところ、侵入してきたTー34の砲塔をぶっ飛ばした始末。
また有名なラッチェバムは、Pak40同様に、チハ車体に現地改装で搭載して、対戦車戦闘に活用している。
一部には、捕獲した多数の45ミリ砲も、チハ車に搭載したらとの話もあったが、今さら軽戦車程度の車体を火力向上するより、車体を自走砲に活用するのが得策となったのである。
もう装備だけみたらどこの国がわからない始末だが、ソ連軍とも互角の撃ち合いや、ドイツ軍の戦車と火力は遜色ないレベルになってるから、よしとすることになっている。
捕獲兵器万歳であります




