表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
イギリス海軍の疫病神  作者: 通りすがりの野良猫
174/208

幻のTuー4

ソ連に不時着したアメリカやイギリス機のうち、ある機体ををスターリンはコピーを命じたのですが(>_<)

さんざん、アメリカやドイツ、イギリスなどの機体がソ連を飛び回ると運悪く被弾しては不時着なんてケースもある。


我が国にでも、被弾損傷したソ連機を押収、戦前に今はなき西宮球場で展示した記録がある。(ちなみに主宰は朝日新聞だったはず)


ソ連では一番の大物はBー29であった。

先に述べたように低空飛行も多かったから比較的損傷少ないケースもあった。

「Bー29をコピーせよ」とスターリンからの命令がでる始末。

しかし、遠隔操作の銃座や、精密なレーダー、繊細なエンジンは、安易なコピーをなかなか許さない(>_<)。


とりあえず外観はよく似せた機体がTuー4として完成したが、量産先行型が初の攻撃に出たところ、銃座は動かない、エンジンのオーバーヒートなどのBー29の時の初期故障を見事にコピーしたため、目標たるサンクトペテルブルグにいくまでに脱落する機体が続出、さらに同じように先行量産型が投入されていたFー86に捕捉されさらに被害をだし、被弾し低空に降りたところをなんとキ109に撃たれて撃墜される始末。

(ついに防空戦闘機として戦果を上げたと日本人は大喜びしたそうな)


帰還した機体も予備部品不足、整備員の不慣れもあり、結局これっきりの出撃になったという。ただこのあともFー86の一定数を迎撃待機に付かせ拘束したりしたのは、ある意味「戦果」かもしれない。




史実でもあまり、ぱっとしない機体でしたな

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ