本土からの新聞
ウクライナ派遣隊にも本土から郵便や新聞が着ます。
新聞はかなり遅れたりしますが、それでも日本のようすがわかるから重宝しています。
「いや、この新聞なんだかね」「前と論調がらりと変えて」
朝日新聞と言う新聞社の記事を読んで、ウクライナ派遣隊の隊員たちは、あきれかえっている。
日米開戦の頃あたりから「鬼畜米英」を唄い購読部数を上げていたのが、米英と休戦となってからは『「鬼畜ソ連」を撃滅せんとする「日独英米新枢軸」』なんて見出しが一面トップを飾るのだ。
「恥ずかしくないんかなあ」
「売れればなに書いてもいいんだろうな!」
「何でも新聞の用紙をもらえないと困るから内閣情報局に尻尾ふるんだとか言ってるらしいけど」
「そう言えば、ウクライナ派遣隊についてもとんでもない話書いてたよ」
「何ですか?」
「何でもな、派遣隊がドイツ軍の部隊と協力して、なんかあったら駆けつけて警護するって話の記事があったんだ。
そしたら、わざわざ『180発も重装備して』とか書いてんだぞ。」
「180発て言っても、30発弾倉なら6個、だよな。発射速度が下手したら毎分500発以上越える自動小銃持って、緊張状態の現場にいくのにな」
「なんか、わかってないかまたは、バカなふりしてわざと書いてるんだ。」
「こないだも、なんか朝鮮の慰安婦問題だとか、変な記事かいてたやついたけど、あれもアノ新聞社だよな。
しかも、そんな記事間違いなのにまともな訂正しねーし。
あげくのはてに、そんな記事かいた本人がどこぞの雑誌の偉いさんに祭りあげられたりとかな」
「なんか、自分たちの記事が正義で、他が間違いだなんてなあ〜」
「めでたいこった」
「あれでいてもし、日米戦で日本が負けてたら、アメリカ占領軍のポチだろうな」
「なんかそんな小説読んだことありますよ。あげくのはてに共産化した中国の資金提供受けて反日宣伝するって(^-^)」
「多分当たってるよ(^-^)」
「そんな世界でも朝日新聞は唯我独尊、貫くんだろうね」
「ああ多分な。そのうちゲッペルスから表彰状もらえるんやないか(^-^) 」
日本から久しぶりにきた新聞で楽しむウクライナ派遣隊員たちであった。
変な記事をのせる朝日新聞。
笑えます。




