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イギリス海軍の疫病神  作者: 通りすがりの野良猫
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ビスマルクはどうしてる?

さてレニングラード陥落のあと、ビスマルクは?

ここ最近のビスマルクはといえば、キールで定期整備である。


大西洋艦隊としてブレストにいた日々も 整備は続いていたが、ようやく本国で整備できるのである。

何せ、レニングラードでは艦砲射撃で射ちまくり、さらに黒海でも支援にあたりで、かなり砲身が磨耗してしまったのだ。

砲術長としては、そろそろヤバイと思っていたところだ。


余談だが、艦砲射撃での砲身の磨耗は重要な要素なのである。


これが大きいと砲弾の初速が変わり、火器管制装置の計算通りには砲弾が飛ばないような事態になる。難しいのである。


さらに磨耗が極端に進めば、砲弾が横転して飛ぶようなケースもあり得る位である。


このような話だから、砲身の整備や、はたまた各部の整備は重要なんで、黒海から戻って以降、に集中的な整備をしている。これは、イギリス軍のネルソンやロドニーなどもそうらしい。


特に被害を繰り返し受けたウオースパイトなどは満身創痍で、冗談だろうが替えてないのは舵輪だけなんて話も(^-^)。


以前のビアガーデンでの飲み会以来意気投合した、ウオースパイトの連中などは入港したときはすぐ顔をだしに来る間柄になっている。

あいつらと撃ち合いしてたなんて嘘みたいだ。


連日ニュースを賑わすモスクワへの進撃をみていると、英、独ともに、もう戦艦の時代は終わりか?

なんて話もないでは無いが、ちとさみしい話であるなと、お互い慰めあう?このごろである。




砲術長が不安になるけど、確かに戦艦の時代は最晩年を迎えつつあります

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