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絶対無職★シープマン  作者: taro_hanabusa
4.審判の日 〜ジャッジメント・デイ〜
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4-6



持ち帰られた映像は、高範囲かつ鮮明で。

検証動画としての用途にじゅうぶん耐えうるものだった。


さすがはエリート諜報員。

ミス・デリンジャーは十数台もの飛行カメラを駆使することで、あの戦場の一部始終を多角的に記録していた。


音声はカットしてあるが、見ればその場にいあわせたような臨場感が伝わってくる。


爆炎の中を駆ける五人、トップ・ファイブの活躍と、なぎ倒される怪人《ミュータント》たちの様式美的なヒーローショー。


だが、そんな見知った光景より、重要なのは後半だった。


おれたちを置いて去った後。

トップ・ファイブは分散し、めいめい持ち場の敵を掃討する作戦に移っていた。



最初に違和感が生じたのは、メカ・カタパルトの映像だった。


周囲に火器の嵐を起こし、ほぼ虐殺に近い形で進撃をするやつの行《ゆ》く手に、

「そいつ」はふらりと現れた。


あまりに自然に現れたので、そこだけ別の映像の一部を合成したかのように見えたが——


「仮面《かめん》の男」はたったひとりで、

吹きすさぶ死の熱風の中を、悠々とこちらに歩いてきた。



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