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絶対無職★シープマン  作者: taro_hanabusa
4.審判の日 〜ジャッジメント・デイ〜
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52/155

4-5


Cポイントをどっさり払い、

呼び出した「ロケット」に飛び乗って。


おれたちが現場を離れた後、


その「物体」は飛来してきた。




空を埋め尽くすほどに巨大な、


どこまでも黒い不気味《ブキミ》な「球」は。



空気の摩擦で火花を散らし、


周囲の光と音を消し去り。



地上のありとあらゆる物を、


その質量で押しつぶし、


すり潰し、


平らにし。



ヒーローたちと怪人《ミュータント》たちの死体を分け隔てなく1つに、


1つの「無」の形に呑み込んだ。




自動操縦のロケットの中、

おれは隣ですすり泣いている鉄の女の嗚咽《おえつ》を聞いた。



(あー、ダメだ、そんなの聞くと。なんだかこっちも気持ちがヘコむ……)



「元気出せよ、ミス・デリンジャー……」


気休めだけど、おれは話した。



「おれの家族があんたのファンだ。あんたのサインを欲しがってる」



——また今度書いてくれないか?




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