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絶対無職★シープマン  作者: taro_hanabusa
3.ワールド・グレート・ヒーローズ
39/155

3-7


弾ける五つの光の色は、


赤青黄色アカアオキイロ

緑白ミドリシロ


カラフルな波に乗って出てくるヒーローたちの面々と、名前がどデカく映し出された。



〈〈イカしたメンツを紹介するぜ!!〉〉



——クールな青騎士

「ブルー・シュバリエ」!


——起動要塞

「メカ・カタパルト」!


——クンフーマスター

「チャン・ドラゴン」!


——紅一点は

「ミス・デリンジャー」!


——そして四人を束ねるリーダー

グレートチーフ、

「グラン・ド・スラム」!



「バーン!」と祝砲が鳴ると同時に会場中の明かりがついて、動画の中に出てきたやつらがぞろぞろ舞台に現れた。


いっせいに光るフラッシュと、場違いにあがる黄色い悲鳴。

やれやれ、まじめな記者会見が、まるで映画のお披露目会だ。


それもそのはず、こいつらは、

だれをとっても見劣りしない、「超」が付くほどの有名人。

超一流のヒーローだった。



「やつらの年俸、知ってるか? 1人で十億円レベルだぞ」


(どいつもこいつも目立ってやがる……)


べつにうらやむものでもないが、おれは思わず歯がみした。


隣で千夜がため息をつく。


「それに引き換え、あなたはダメね。もう『名前』から負けてるじゃない」


——「シープマン」って、なによそれ。

ぺらっとはがして背中に貼るの?


「そりゃ『シップ』だよ。ダジャレかよ」


なんで若干、ドヤ顔なんだ?

うまいこと言ったつもりなのかよ??



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