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絶対無職★シープマン  作者: taro_hanabusa
2.休日に予定なんてねぇ
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2-3


「……ほら、完成。動いていいぞ」


描き上がった絵を見せると少女ははにかみながらもじもじとして、しきりにお下げの髪をいじった。


……どうやら気に入ってくれたらしい。


「ああ、いいよ。持ってきな。学校、遅れないようにしろよ」


少女がぺこりと一礼し、足早に部屋を去るやいなや。



羊一ヨーイチさま! お邪魔しますわっ!」


アトリエのドアを「バタン!」と開けて、エプロン姿のベルが現れた。


「ベルよぉ、『レディ』ってのはもう少し、『おしとやか〜』なもんじゃねぇのか?」


呆れたおれの抗議に対し、ベルは憤然と胸を張った。


「羊一さまがわるいんですわ! いつもいつも、女の子ばかり……アヤシイお部屋に連れ込んで!」


「うるせえ、ヘンなことはしてねーよ」


「う、ううう……ひどいですわ。ベルというものがありながらぁ……」


お叱り攻撃がダメとわかると今度はうるうる涙浮かべて、泣き落とし作戦に出たらしい。



「……やめろよ、そういうヒトくさい演技。おめーはただの『めざまし』だろーが!」



「それは言わない約束ですわ!」




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