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絶対無職★シープマン  作者: taro_hanabusa
1.ヒーローなんてしたくねぇ
13/155

1-13



気まずくなってきたおれは、

とりあえずなぐさめることにした。


「まぁ、なんだ、元気だせよ。おまえ、そのウデ、だいじょうぶかよ?」


地面に転がるちぎれた腕を、沈んだ面持おももちで拾いながら。


「役立たずだよ、こんなもの……」


飛鳥はネガティブなことを言った。


「わたしはどうせサイボーグだから、『代わり』はいくらだってきくんだ」


(暗い暗い暗い! 勘弁カンベンしてくれ!)



「……おれたち『ペア』になったんだから、おまえの代わりなんていらねぇよ。今度からおれに武器向けんなよ? ヒツジってのは臆病なんだ」


おれがぎこちなくそう言うと、

飛鳥はさすがにハッとしたのか、


ちぎれた右手をおれに向け、


「どうぞ」とばかりに差しだしてきた。


「……なんだよ?」



「『握手』しよう……」


いやいやいや、


こえーよ、オマエ。


飛鳥のちぎれた右腕と、シュールな絵面でがっちり握手。


と、その時。


「ピロリロリ……」





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