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革命流星伝  作者: 杉山薫
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「そこで王国は滅亡したわ。そこまではよかたんだけど⋯⋯。永昌基地に留まっていた革命軍が全軍を率いてここ城陽に攻め込んできたのよ。もう成す術がなかったらしい。あっと言う間だったらしい」


「らしい?」


魏礼総統の言葉にボクは首を傾げる。


「初めましてって言ったでしょ。私は本物の魏礼。貴殿が⋯⋯。そうだったわね。影武者のことは貴殿は知っていたのよね。影武者の田勇雷もこの地で戦死したわ。私が本国から共和国軍本隊をここに派兵した時にはすべてが終わっていた。昨年、革命軍の指導者の宋清と周恩楽の処刑が終わったばかりよ。それからね。生き残った兵士から革命の女神の遺言について聞いたわ。周恩君に総統職を譲ること、必ず宋麗を助けにくることらしいわよ。亡くなっている人間をどうやって助けに行くのかは私には理解できないけど、貴殿には理解できる?」


魏礼総統の言葉にボクは静かに頷く。


流星の涙の能力者を捜し出し、独立宣言前まで戻ってくるしかない。

それとも一周してくる?

もう一度、戻ってこられる保証などどこにもない。

流星の涙の能力者の話であれば、女竜さんの話から⋯⋯。


「貴殿の神の如き力については聞いてるわ。じゃあ、明日にでも総統職の式典をしましょう」


魏礼総統にボクは頷く。

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